iPhone向けには本日、Android向けには先月25日に配布されたアップデート、バージョン6.2からオリジナル画像の送受信が可能になっていました。従来はLINEの設定→写真と動画から選択できる高画質(幅2048pxまで、圧縮あり)が最高の設定でしたが、今回のアップデートによりオリジナル、つまりそのままの解像度で、かつ圧縮なしで画像を送ることができるようになっています。
使い方は簡単です。送信の際に複数選択の画面にし写真を選択すると、左下に「オリジナル画質」の項目が現れます。あとはチェックを入れて送信するだけ。複数選択にしないと「オリジナル」を選べないのでご注意下さい。
設定から一律に設定されるわけではなく、送る写真やシチュエーションにあわせ、オリジナルで送るのか、圧縮された手ごろなサイズの画像で送るのかを選べるようになっていて助かりますね。
今までオリジナルの画質で送らないといけない時には、iCloudフォトストリームやFlickrなどを活用していましたが、今回のアップデートにより簡単に送れるようになりました。より便利になるLINE、うまく活用したいです。
相手のユーザーが旧バージョンの場合
相手のユーザーが「オリジナル画質」に対応したものより古いバージョンを使っている場合、もしくはPCやタブレットなどまだ対応していないLINEアプリを使っている場合は、「オリジナル画質」で画像を送っても、相手側の端末で自動的に解像度が落とされたり、圧縮されてしまうようです。
画像のサイズが20MBを超える場合
画像のサイズが20MBを超える場合「20MBを超える写真は標準画質で送信されます」といった表示が出て、無視してそのまま送ると圧縮されてしまうようでした。スマートフォンのカメラで撮れる程度の写真なら問題なさそうですが、デジタルカメラや一眼レフで撮った写真を共有するには不向きかもしれません。
(編集・校閲: らいち)