IoT(Internet of Things: モノのインターネット)が叫ばれる昨今、ヘルスメーターもインターネットに繋がる時代です。今回 Koogeek製ヘルスメーター KS-1 のサンプルをilastore-JPより提供していただいたのでレビューしていきます。
インターネットに繋がらなければただの体重計
筐体はホワイトをベースにしたシンプルなデザインで、天板はガラス素材で出来ています。体重だけならシンプルな7セグ表示のLEDで確認が出来ます。写真では靴下をはいていますが、体脂肪を測定するには素足ではかる必要があるのでご注意を(おっさんの汚い足を載せたく無かったので靴下をはきました)。
付属品は乾電池とアプリをダウンロードするQRコードが書かれたマニュアルだけだったので、機械が苦手な人には少し障壁が高い気がします。
スマホとペアリングして賢い体重計に
本製品のフル機能を使うためにはスマートフォンが必須です。製品に同梱されていたマニュアルのQRコードからアプリをインストールします。アプリを使うためにはアカウントを作る必要があるのが少々面倒くさいですね。Googleのアカウントでシングルサインオンできるので、私はGoogleアカウントを利用しました。
ペアリング作業は、アプリを起動させた状態で、筐体の裏にあるボタンを5秒間長押すれば完了します。あまりにも簡単なので拍子抜けしました。続いて体重計のみでWi-Fi接続が出来るようにする必要があるのですが、アプリの日本語がおかしかったり、SSIDを手入力しなければいけなかったりと、こちらはいまいち洗練されていない印象を受けました。
Wi-Fiの設定が終われば、体重計に乗るだけで、自動的にデータがサーバに送られるようになります。
体重や体脂肪、骨密度まで……
セットアップはやや面倒ながらも、セットアップさえ終わってしまえばシンプルな操作で利用できます。体重はもちろんのこと、BMI・体脂肪・内臓脂肪・骨量・水分量といった健康のバロメーターとなる値が丸裸にされます。
今の体重はもちろん過去のデータも保存されるので、ダイエットをしている人や筋トレを始めた人には、進捗が数値として残っていくのが大きなモチベーションになりそうですね。私も最近ランニングを始めたので、引き続き体の状態を見ていきたいと思っています。
実際の所どう?
費用対効果で考えれば、安価で高性能なヘルスメーターと言えるのですが、もう少しお金を出せば国内の有名メーカーの製品が買えるだけに、この製品を全面的に押せるかと言われると「ギーク向け」と言いたくなりますね(ブランド名にもGeekと入っていますし)。
もちろん、普通の人でも使えるのでしょうが、所々日本語がおかしいところや、やや不親切な仕様を見ると、手放しで推奨出来る製品ではありません。このあたりは、引き続き改善していって欲しいポイントですね。
最近、体重や健康が気になり始めたギーク向けの製品と言えるでしょう。運動不足が気になるギークの方は、この製品を買ってモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか?
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