変態キーボードとの突然の出会い
はじめはすまほんの管理人さんが購入されたKEIANのタイプライター風キーボード、タイプライター風でUS配列、Bluetooth非対応…といったスペックで異彩を放ち過ぎたのか筆者の元にやってくる事になりました。
一目でキーが「浮いている」ように見えます。最近は「ぺっちゃんこ」なキーボードに慣れているので第一印象からインパクトがありました。
裏面です。キックスタンドがあるので立て気味にして使用する事もできます。他にはUSB接続端子が見える程度のシンプルな外観になっています。
この角度から見るとキーボードの立体感が分かります。常用しているMacBookと比べると平屋と高層ビルほどの違いを感じます。
こちらがこの記事を書いているMacBookのキーボードですがほぼ平面です。普段は滑らせるように指を動かしていますがこの高層キーボードでは指が引っかかるような感覚で慣れないうちはかなり扱いにくさを感じてしまいそうです。
スペースキーを押してみましたが結構なキーストロークです。MacBookがあってないようなものなので尚更そう感じてしまいます。
バックライトとは…光りすぎるキーボード
日頃放置しているPCにUSB接続、暗くしてみるとバックライトが煌々と輝くなんとも眩しいキーボードになりました。バックライトがキーボードの背後から照らすほんまもんのバックライトなので慣れ親しんだMacBookみたいに文字が浮き上がって見えるわけではないのでキーの文字は判読できません。ここでのバックライトは逆光という意味なのかと思うほどの眩しさです。
流石にこれは眩しすぎるという場合はこのように照度調節できるので自分にあった明るさで使用できます。イルミネーション的な見た目の楽しさでは明るめがいいですが暗い場所で長時間使用する場合は暗めの方が良さそうです。
「すまほん!!」と打ってみました。やはり慣れない打鍵感で指がキーに引っかかるような感覚です。指を水平方向に動かす動きに加えて指をキーの上までしっかり持って行って振り下ろす動きが増えたイメージです。MacBookで今まで触れるだけだった感覚からしっかりと打たないといけなくなって「昔のタイプライターとかはもっと大変だったんだろうなぁ」と思いました。
慣れればかなり楽しい操作感だと思います。MacBookの「パシャパシャ…」といった感じから「カシャ、カシャッ…」と少し重量感のある打鍵音になったのも新鮮で楽しいです。個性的で慣れれば打鍵感もクセになりそうな予感のこのキーボード、部屋に置いているだけでも楽しいルックスでインテリアにもなりそうなフューチャーレトロなアイテムです。