Microsoftは、来年のクリエイターアップデートの一環として、全てのWindows 10搭載PCのにVRサポートを行うことを予定しています。
競合となるHTC Viveとオキュラスリフトが独自のソフトウェアを使用するのに対し、MicrosoftはWindowsのHoloLensヘッドセットと同じ環境でVRプラットフォームを提供予定です。
さらにスペック要件にも注目です。
MSがVRの動作要件としているのは以下です。
- 実行4GBメモリ
- USB 3.0ポート
- Direct X 12をサポートしたグラフィックカード
- クアッドコア・ハイパースレッディング対応デュアルコアプロセッサ
つまりHTC Viveとオキュラスリフトよりも低スペックなPCのでも動作することを意味するわけです。
これらの競合の価格の、約半額程度になるわずか299ドルでVRヘッドセットをリリースしますので、環境面・価格面でもMSは優位性を持つことになります。
VRヘッドセットの新製品は12月に改めて発表される予定です。これまでVRの普及には、その高額な価格がネックとなっていましたが、MSのVR本格参入によってこの状況が打開される可能性がありそうです。