楽天は、ゲーム配信プラットフォーム「R Games (ラクテン ゲームズ)」を正式発表しました。
最大の特徴は、HTML5ベースによりブラウザで完結する点。ダウンロードやアプリケーションのインストールが不要となっています。
楽天は以前、「楽天アプリ市場」なる独自のアプリストアを展開していました。GoogleやAppleに依存せず、それらに支払う手数料を減らせるのでアプリを充実できると言うと聞こえはいいですが、実態はGoogleの認証していない提供元不明の野良apkのインストールを強いるもので、セキュリティ的にも安全でない、お粗末なものでした。
そこで、Google Play Storeへの依存を割けつつ、セキュリティの穴をユーザーに強いる行為は避ける、新しい独自の道として、「apkインストール不要・ブラウザベースのゲームプラットフォーム」を開発したというのが経緯でしょう。
しかしながら、HTML5・ブラウザベースという制約上、パズルゲームやシューティング、スロットなど、かなり簡単なゲームが多いのも特徴となっています。過去のゲームIPとしてパックマンやインベーダーが並んでいます。ローンチ時点では15タイトルが配信中。ゲームは基本無料。課金には楽天スーパーポイントが利用可能。