SamsungとAppleは常に熾烈な戦いを繰り広げています。特にGalaxyとiPhoneのフラッグシップモデルではそれが顕著です。
Galaxy S8とiPhone 7の比較テストはよくありますが、今回、PhoneBuffが行ったのは、Galaxy S8とiPhone 6sの比較です。
テスト内容は古典的なもので、同じアプリの起動速度を単純に比較していくだけのもの。起動する、閉じる、次のアプリを起動するの繰り返しです。
Galaxy S8は単純なアプリケーションでは起動も高速でした。しかしiPhoneはグラフィックを必要とするアプリケーションでは優位性を見せつけました。
これは単にGalaxyの出来が良くないという話ではなく、iOSとAndroid問題です。サードパーティのアプリ開発者の制限を含むAppleの厳格な管理のおかげで、iOSは限定されたリソースを効率よく利用できるわけです。
Galaxy S8は4GBという、iPhone 6sの2GBに比して2倍の実行メモリを有していますが、iPhoneはiOSという最適化されたOSもあってメモリ管理が優秀ですから、アプリケーションの再開も高速です。
ですが、代わりにAndroidは選択肢が増え、開発者はアプリの自由度を得られますので、このような結果からAndroidが劣っていると考えるのは早計です。