クラウドファンディングの代名詞のような、アメリカの大手クラウドファンディングサイト「Kickstarter」が、ついにサービスの日本対応を行うことを発表しました。
面白い製品や企画はあるものの、資金がないという場合に、プロジェクトを先に発表し、それに資金を出してくれる出資者を、一般大衆から広く募るWebサイトです。目標金額に達しない場合はプロジェクトは成立しませんが、人気のプロジェクトはしばしば目標金額を大幅に上回ります。IT機器だけでなく音楽やゲームなど幅広い分野が対象で、今VRで名を馳せるオキュラスリフトも元々はKickstarterから誕生しました。
Kickstarterはこれまでも日本からの出資は可能でしたが、プロジェクトを立ち上げることができませんでした。
今後は、日本国内の住所や銀行口座でもプロジェクトの立ち上げが可能となり、Webサイト等も日本語に対応するので、日本人でもより利用しやすくなります。日本から面白いプロジェクトが続々誕生するとなれば、世界の人にも結果的にメリットがあるでしょうね。
Kickstarterの日本対応は年内を予定しています。日本国内ではマクアケやキャンプファイヤーが強いですが、この牙城をどう崩すのでしょうか。注目していきたいところです。
Big news! Creators in Japan will be able to launch projects on Kickstarter this year: https://t.co/RrKup5ohGQ
お楽しみに! pic.twitter.com/TDRqXgne6P
— Kickstarter (@kickstarter) 2017年5月17日