ソフトバンク、新卒採用に人工知能を導入へ。

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 ソフトバンクは5月29日以降、新卒採用選考のエントリーシート評価に、IBMの人工知能「Watson(ワトソン)」を導入することを発表しました。

 過去の新卒採用データを学習させたIBM Watsonに、応募者のエントリーシートを読ませることで、NLC(自然言語分類)が行われ、エントリーシートの内容を項目ごとに評価。合格基準に達している項目は選考通過、それ以外の項目は人事担当者が合否判断を行うとのこと。

 Watson導入により、応募者をより客観的且つ適正に、統一された評価軸で公平な選考を目指すとしています。

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 Watsonとは、IBMが開発した質問応答システム・意思決定支援システム、いわゆる人工知能です。名称はIBMの創立者トーマス・J・ワトソンから。日本市場への投入はソフトバンクグループと連携。2016年にはIBMとソフトバンクは共同でIBM Watsonの日本語版を提供開始するに至っています。

 こんなニュースを見てしまうとつい、高度に発達した人工知能が人間を選別する、人間の仕事を奪うなどといったディストピアな想像を働かせてしまうところですが、ソフトバンクは今回の新卒採用へのWatson導入により、人事担当者がエントリーシート確認作業に必要な時間を75%ほど削減できる見通しとのこと。削減によって浮いた時間を、新卒応募者との対面でのコミュニケーションに充てるとしています。人工知能によって明るい未来が描けるといいですね。