ソニーは、Windows用の音楽管理ソフト「Media Go」を終了すると発表しました。
Media Goは、Sony Ericsson製携帯電話、Xperia、PSP、WalkmanなどのSONY製のモバイル端末や各種オーディオ製品の音楽や動画、静止画を管理/転送するのに使う管理ソフトウェアでした。ちょうどAppleにおけるiTunesの役割ですね。
2017年12月末まではダウンロード可能。それ以降はダウンロードできなくなります。後継ソフトとして、SONY製の「Music Center for PC」が案内されています。
この後継ソフト「Music Center for PC」は、Media Goが主流となるまでSONYの音楽管理ソフトとして推奨されていたX-アプリによく似ています。ハイレゾ音源にも対応します。
SONYはWalkmanの管理ソフトとして、当初、Windows用のソフト「Sonic Stage」を提供。その後、X-アプリに切り替えたと思いきや、Media Goを主流にし、さらに今回Music Centerへと切り替えですから、ユーザーにとっては目まぐるしいことこの上ないですね。
一番困るのはXperiaユーザーかもしれません。「Music Center for PC」は動画や静止画の管理機能が削除されている上、対応機器一覧の中にはXperiaがありません。ファイラーベースで音楽ファイルの転送を行うなどはできますが、やはり公式の管理ソフトから管理できるのが一番ですので、残念なところです。