Amazonはクラウド上にファイルを保存可能なAmazon Driveのサービスにおいて、保存容量が無制限な、Unlimitedストレージプランの提供を終了することを明らかにしました。なお、画像ファイルのみ無制限にアップロード可能な、Amazon プライムフォトに変更はありません。
Unlimitedストレージプランの契約期間終了後は、利用する容量によって複数のプランが提供され、Unlimitedストレージプランと同額の13,800円(年額)では、1TB(テラバイト)のプランが利用可能です。
利用容量が1TB未満、かつ自動更新を有効にしているユーザに対しては、契約期間の終了後自動的に1TBプランへの変更が行われ、1TB以上の容量を使用しているユーザはプランの変更が必要になります。
契約期間が過ぎた後、1TB以上の容量を利用しる場合は、180日の猶予期間が設けられ、それまでに契約の変更が行われない場合ファイルが削除されます。なお、期間を満了していなくても、契約を変更することが可能で、既存のプランから日割り計算で返金を受けることも可能です。
「容量無制限」をうたうクラウドストレージサービスのサービスプラン終了は、他社が提供するサービスでも見られ、MicrosoftのOneDriveでのサービスが終わった際も、利用者に衝撃が走りました。様々な事業者が果敢に挑戦するものの、実用的なサービスは終了してしまうのが、容量無制限サービスの宿命なのかもしれません。
最近はHDDの値段も下がってきているので、大容量のHDDを購入して外付けHDDにしたり、家庭用のNASを導入するのも良いかもしれません。あるいは「いつか見るかも」とか「とりあえずとっておこう」という思いで残しているデータは、いっそのこと破棄してしまうのも良いかもしれませんね。