Tokyo Otaku Mode社は、アニメ・ゲームに特化した仮想通貨「オタクコイン」の「検討」と、「オタクコイン準備委員会」設立を発表しました。
Tokyo Otaku Mode所在地は、租税回避地として有名な米デラウェア州に設定されています。日本のアニメ関連のキャラクターグッズを国外に通信販売するなどの事業を行っています。
想定されるオタクコインの入手は、アニメの視聴やレビュー執筆。利用方法は、物販やゲーム購入、オタク向けイベントでの決済など。海外からの旅行者が両替せずともそのまま買い物ができるので利便性が上がるともしています。さらにオタクコイン準備委員会が窓口となりアニメ制作会社などに資金提供を行う仕組みも考えているとのこと。
さらに2018年夏頃までにICOによる資金調達も想定しているものの、未定であり実施を約束するものではないとしています。
本来、非中央集権を持ち味とする仮想通貨が価値を持ち発展していくには、それを支える開発者、マイナー、ユーザー、事業者、投資家などといった存在が不可欠です。しかしオタクコインは今のところ「非中央集権」を謳ってはいるものの、それを信じるに足る情報がありません。
現時点では、仮想通貨というより、発行者が儲かる企業発行の電子ポイントに近いのでは?と判断せざるを得ません。情報を鵜呑みにせず、まだまだ注意深く観察していく必要があると思います。
オタクコイン
オタク産業にブロックチェーンがどのように関わるのか
面白そうなテーマだなー作品毎にNEMのモザイクみたいなのが発行されるとか?
特定のモザイクを持ってたらアクセスできる限定コンテンツやコミュニティがあるとか?
クリエイターに投げ銭できるとか?あれ?NEMでいいじゃん!笑
— やぎしげ FX & VC《IYRK》 (@bikurin59) 2017年12月27日
モナコイン vs オタクコイン pic.twitter.com/cNF6b61Q38
— ゆき@クリプト高モナコイン科 (@MissMonacoin) 2017年12月27日
やっぱりオタクコインはモナコインで良かった。 pic.twitter.com/gmBtJLRP4J
— SamuraiICO (@Samurai_ICO) 2017年12月27日