コミュニケーションアプリの大手であるLINE株式会社は、野村ホールディングス株式会社との金融事業における業務提携の検討開始に関する基本合意書を締結したと発表しました。出資比率はLINE51%、野村ホールディングス49%。
共同出資会社「LINE証券株式会社(仮称)」を通じ、LINEプラットフォーム上で資産形成のための金融サービスのコンサルティング事業を展開するとのこと。LINEが持つユーザー基盤と野村グループの金融ビジネスのノウハウを生かすとしています。
設立予定日は2018年5月末が目途。
仮想通貨取引所にも参入すると伝えられていたLINEですが、証券会社を設立して金融サービスに積極的に進出するのはインパクトがあります。Amazonも金融事業を始めると噂されていますが、テクノロジー企業の金融進出はワクワクしますね。
そういえば、仮想通貨取引所コインチェックのユーザー層はかなり若者が多いようですが、やはりスマートフォンアプリのUIの良さが決め手だったとも言われています。LINEのUIに関するノウハウを生かした証券サービスとなると、これもまた受けそうな気がします。