最近、海賊版の漫画を取り扱うWebサイトなどを開くと、CPUの使用率が急激に跳ね上がるという話題をよく耳にします。これは仮想通貨のマイニングを行うスクリプトがWebサイト上に埋め込まれていることが原因です。
同じような仕組みが、GoogleのChrome拡張機能でも仕込まれている場合があります。
Googleによると仮想通貨のマイニング機能を内蔵したChrome拡張機能の約90%が、Googleの2つの主要なルールに違反していたとのこと。
Googleは、こうしたChrome拡張機能のうち、ユーザーに通知せずにマイニングを行っていたものについては、本日よりChromeウェブストア上からブロックし始めました。
さらに7月以降、ルールに従ったマイニング機能付きChrome拡張も含め、全てのマイニング関連のエクステンションがChromeウェブストアから削除される予定です。
一方で、マイニングに無関係の、ブロックチェーン内蔵の拡張機能は引き続きChromeウェブストアで利用できるとしています。
仮想通貨にとってブロックチェーン技術は密接な関係にあります。ただブロックチェーン技術自体は必ずしも仮想通貨という体裁を取らずとも存在できるので、そこを一つの線引きとして、Chromeウェブストアに秩序をもたらそうと考えているのでしょう。
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