LG G7 ThinQ新登場
LGは、2018年の新しいフラッグシップスマートフォン「LG G7」を正式発表しました。
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ノッチデザイン、でもノッチ隠し対応
事前リーク通り、画面上部には「ノッチ(切り欠き)」があります。デザイン上、いくら流行とは言え、好き嫌いが激しく別れる点です。というか、少なくともすまほん!!読者の中では、積極的にスマホのノッチを好きだと断言している人はわずかに5%程度。
スマホのノッチ https://t.co/yu022lmQ2T
— すまほん!! (@sm_hn) 2018年4月26日
でもLG G7 ThinQは、Huaweiが始めたノッチ隠し機能を丸パクリしているので、あまり気にせずに済むはずです。
明るい「液晶」ディスプレイ
G7 ThinQのノッチディスプレイは6.1インチ。比率19.5:9の縦長。解像度は3120×1440ドットで、液晶です。(流行りの有機ELではなく。)
LG DisplayはPOLED(プラスチック有機発光ダイオード)を開発生産しているのですから、それを採用すればいいだろうと思ってしまうところ。
ただ、LG G7 ThinQの液晶はSuper Brightモード利用時、最大1000ニットまでの輝度を実現できるとのこと。屋外での視認性はかなり良さそうです。
一般的には、高解像度化に伴い開口率が低下すれば画面輝度は損なわれます。有機ELも屋外での視認性は高くありません。iPhone Xでも約600ニット程度が限界。となれば、有機EL全盛時代の今、あえて液晶を採用し、画面の明るさをアピールするというのは一定の合理性があるように見えます。
タフな筐体
前面にはCorning Gorilla Glass 5を採用。筐体はIP68の防水防塵。
さらに米国防総省の定めるMIL-STD 810Gの要件も満たしており、耐衝撃性もばっちり。
AI推し
カメラはAIによるスマートな被写体識別を可能とします。被写体が人、動物、食べ物など何であるかを認識し、それに応じて最も写りの良いカラーフィルタと明るさを調整を行います。
側面にAIボタンを搭載。Googleアシスタントを起動できます。
強化された音響
改善された32bit Hi-Fi Quad DACを搭載。再生する全ての音に仮想3Dサウンドを提供するDTS:Xを内蔵する初のスマートフォンとなり、イヤホンで最大7.1チャンネルのオーディオを楽しめるとのこと。
ちなみに3.5mmイヤホンジャックは……あります!
Boomboxスピーカーを搭載。内部の空間を利用し、大音量で迫力のある音響、深みのある低音域を実現するとしています。
スペック
LG G7 ThinQに加え、メモリとストレージを強化したG7+ ThinQも地域によっては投入予定。
LG G7 ThinQ | LG G7+ ThinQ | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 | |
CPU | Snapdragon 845 | |
メモリ | 4 GB | 6 GB |
容量 | 64 GB | 128 GB |
画面 | 6.1インチQHD+ 19.5:9 FullVision LCD 100%DCI-P3色域 |
|
カメラ | デュアルカメラ 1600万画素(F値1.6) 1600万画素(広角107度, F値1.9) |
|
インカメラ | 800万画素 | |
電池 | 3000mAh | |
寸法 | 153.2 × 71.9 × 7.9 mm | |
重量 | 162g | |
その他 | 指紋認証センサー, Bluetooth 5.0, IP68, MIL-STD 810G, 32bit Hi-Fi Quad DAC USB-C, 3.5mmオーディオジャック |
残念な点
せっかくQuick Charge 4・Quick Charge 4+をサポートした最新最上位SoC「Snapdragon 845」を搭載するにも関わらず、G7 ThinQとしての対応はあくまでQuick Charge 3.0止まりというのは残念なポイント。
電池容量もLG G6 / V30が3300mAhだったのに対し、G7 ThinQは3000mAhとなっています。
カラーバリエーション
色はラズベリーローズ、ニューモロッカンブルー、ニューオーロラブラック、ニュープラチナグレーの計4色展開。
発売日
LG G7 ThinQは韓国、北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの主要市場で発売予定。米国では5月下旬より予約受付が開始され、6月にも発売される見通し。
日本に個人輸入可能なECサイトとしては以下があります。