中国天馬、画面内インカメラを想定した縦長ディスプレイ開発。超狭額縁化の流れ加速へ

 スマートフォンで流行の「ノッチ」は賛否両論、むしろ弊媒体の読者には否定的な見解を持つ人が多いです。少しかっこいいかもしれないけれど、美学や実用においてどうなのか、流行に乗っているだけではないのかという機種が散見されるのも事実。あくまで過渡期の形状だなという感があります。

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 そんな中、中国のディスプレイメーカー天馬微電子股份有限公司(Tianma)が開発中のスマートフォン向け新型ディスプレイを、有名リーカーBen Geskin氏が伝えました。

 同氏がTwitterにアップロードした画像は、あっと驚くものです。

 これは6.21インチのLTPS(多結晶低温ポリシリコン液晶)。ノッチがなく、画面内に小さく丸い穴が開いているという一風変わったスタイルとなっています。メーカーがここにフロントカメラを埋め込むことを想定しているわけですね。

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 画面解像度は2400×1080。つまり画面比率は20:9です。ようやく18:9、中には19:9のディスプレイを搭載する機種が出てきた昨今、とりわけ縦長であることが伺えます。

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 ノッチが小さく、無くなっていく過程の一つのアイデアだなという感じがしますね。採用メーカーはどの程度あらわれるのでしょうか。これが一般的になるのか、それとも格納式カメラが主流となるのか、各メーカーの試行錯誤が続きそうです。ここまで来ると、もうインカメラの無い機種が出てきてもよさそうなものですが。

 天馬は、1983年創業、1995年深圳証券取引所上場。現在は世界市場に展開し、モバイルや産業機器、最近はAR/VRやスマートウェアなどにもディスプレイ供給を開始し、躍進している中国メーカーです。