フリーテルから販売されているスマートフォン、Priori4において認められていない電波出力がなされていることがわかりました。サポート業務を行う株式会社MAYA SYSTEMはWi-Fiの利用を一時的に停止することを案内しています。
対象となるのは、Android 7.0にアップデートされた端末となります。アップデートは2017年11月6日から実施されており、ユーザのほとんどがこの不具合に該当するものと考えられます。
しかし、Wi-Fiをオフにするというのは、すべてのパケット通信をモバイル回線で行うことになるため、通信速度はパケット通信より遅くなります。外出先ではモバイル回線、自宅ではWi-Fiという使い方をしているユーザが大多数だと思われるので、利便性が大きく損なわれることは明らかでしょう。
また、修正アップデートの時期や、Wi-Fiが使えないことによるパケット通信の利用量増加に関する補償などはアナウンスされていません。利用者は大きな打撃を受けることになるので、今後どのような補償が行われるかが注目されるでしょう。