honor大躍進。欧州、東南アジアなどでAppleを圧倒

Huawei躍進の影にhonorあり

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 IDCが8月1日に発表した今年第2四半期の全世界スマホメーカーの成績によれば、華為(Huawei)は市場シェアの15.8%を占めて世界第2位の占有率となりましたが、これにはサブブランドである「栄耀(honor)」の活躍も大きく寄与したと指摘されています。

 欧州、東南アジア、インド市場での栄耀による躍進について、中関村在線が伝えました。各地市場の情勢も、栄耀を通じてみることのできる記事になっています。

Apple・Samsung・中国メーカーによる新局面

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 8月7日に「第一手機界研究院」が発表した今年上半期の欧州・東南アジアのオンラインチャネルでの販売台数データによれば、中国スマホブランドによるグローバル化の加速を背景として、欧州、東南アジア及び南アジア市場では、アップル、サムスン、華為、栄耀、小米、OPPO、vivoの7ブランドが鼎立する新局面に入ったと言います。

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 その中で栄耀スマホはグローバル市場において「ブラックホース」としての姿を見せ、ロシア、フランスのオンライン市場で第2位、フィリピン、フィンランド、オランダ、タイ、イタリア、ベトナムで第3位になったようです。

 中国スマホブランドによる海外市場進軍の声が次第に大きくなる中で、アップル、サムスンとグローバル市場で比肩して競争する局面は、既に形成されたと指摘します。

欧州市場

 今回「第一手機界研究院」が発表した10カ国のデータ中、欧州国家が7席を占めます。全体から見ると、欧州スマホ市場ではサムスンとアップルが独占的な地位にあり、市場シェアの合計は50%を超えていると言います。

 2018年6月までのデータによれば、栄耀スマホの欧州市場でのシェア率は6.9%で、サムスン、アップル、華為に次ぐ位置につけているようです。そのうち、華為と栄耀のシェア率合計は16%を超え、欧州市場においてサムスン、アップルの市場地位を脅かす勢いになったそうです。

 「第一手機界研究院」の統計データによれば、6月の欧州市場でのスマホ販売台数は1,800万台、そのうち人口最多のロシア市場での販売台数は368万台となり、サムスン、アップル、華為、栄耀が70%以上の市場シェアを占めます。栄耀スマホによるオンラインチャネルでの万階台数は既にロシア市場で第2位となっており、機種単体の販売台数では、栄耀8 Liteが高いコストパフォーマンスによって第1位を獲得、オンライン販売台数の王になったと言います。

 2018年Q2のフランス市場オンライン販売台数TOP10ブランドのなかで、サムスンはがっちりトップの地位を占めていますが、栄耀のスマホは5機種が人気20機種入りし、栄耀10はフランス市場での発売から僅か1カ月半で第6位に踊り入り、サムスンGalaxy S8の後ろにつけているといいます。このほか、栄耀スマホは全体販売台数でもフランス市場第2位となり、サムスンの占める王座へと攻勢をかけているようです。

 全体的に見れば、欧州各国市場各ブランド販売台数のシェア率に、大きな差はないとしています。栄耀スマホの市場シェアは概ね5%以上となっています。一方の小米、OPPOの占有率はいまだ1%未満にとどまっているそうです。

東南アジア

 多くの中国スマホブランドが海外進出する第一歩としている東南アジア、この新興市場は華為、OPPO、vivo、小米などのブランドによる「第2戦場」となっており、競争の激しさは中国国内にも劣らないそうです。

 中関村在線によれば、栄耀スマホはタイ市場へ進出するにあたって、3年以内にタイで第3位のスマホブランドになるという「小さな目標」を立てていたと言います。2018年Q2のタイのオンラインでのスマホ販売台数TOP10のなかで、華為、栄耀をはじめとした中国ブランドが6席を占め、栄耀10、荣耀View10の好調によって栄耀はアップルを抜き去って市場第3位となり、前倒しで「小さな目標」を達成したと言います。

 フィリピンとベトナムの市場も似たような状況にあり、中国スマホブランドがサムスン、アップルの強力なライバルになっているようです。栄耀スマホが東南アジアで栄耀10を大々的にリリースした後、フィリピン市場での反応は大きく、ブランドの人気が高まる中、Q2でオンライン市場第3位となり、機種別の販売台数では、栄耀View10が第4位となったほか、栄耀畅玩7Xと畅玩5Aも上位20位以内に入ったそうです。

 欧州市場の文化差異に比べて、中国国内では東南アジア市場に対して少なからず誤解があると指摘します。例えばベトナム市場の中で、アップルのiPhone 6が機種別の販売台数トップとなり、華為Nova 2iと栄耀10が同時に上位5位以内に入っており、イメージのような「1000元(約1万7千円)以下の超ローエンドモデル市場」ではないと言います。

 注目すべきは、中国スマホブランドは東南アジア市場においてサムスン、アップルを既に包囲している状態にあり、華為P20シリーズ、栄耀10、栄耀View 10などがしっかりとミドル・ハイエンド市場を占拠、小米はコスパのいい紅米シリーズでローエンド市場を確保しているそうです。

 「第一手機界研究院」によれば、栄耀スマホによる欧州・東南アジア等での市場での急成長は、ハイエンド・ミドルエンド・ローエンドすべてをカバーした「オールスター」製品ラインナップになるといいます。たとえば栄耀10、栄耀V10は海外でハイエンド市場を主に攻略、栄耀9青春版、栄耀9 Lite、栄耀「畅玩7X」、栄耀「畅玩7C」と栄耀「畅玩7A」はコストパフォーマンスの高さからミドル・ハイエンド市場で目覚ましい戦績をおさめているそうです。

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拡大するhonor

 中関村在線によれば、栄耀は3年で世界上位5位、海外市場販売収入50%の戦略計画を実現するために、「ブランド高地に集中し、人口大国をカバーする」ことをグローバル市場策略とし、米国、欧州、ロシア、メキシコ、アフリカ、トルコ、パキスタン、インド、インドネシアなどを重点地域とするそうです。日韓は入っていませんね。

 賽諾が発表した2018年上半期の中国市場スマホ販売台数報告のなかで、栄耀は販売台数、販売額ともに中国国内上位5位となり、2018年6月に栄耀スマホの販売台数は市場全体の上位3位に入ったといいます。また、重点を置いている海外市場では、過去1年間に栄耀スマホは英国市場で200%、スペイン市場で500%の成長、インド市場でも販売台数と販売額で300%の成長を実現しており、当該各地区で成長の最も早いスマホブランドとなったそうです。

 海外市場での拡大の中で、栄耀スマホは迅速に独立、ローカライズされた販売チャネルを構築しており、グローバルブランドの理念と現地文化を結合させ、高い効率で製品を新市場へ投入していると指摘します。今のところ、この策略が欧州、東南アジア、インド市場で功を奏しており、ラテンアメリカ、アフリカ、中東などの地区でも推し進められていると言います。

 華為による販売台数世界第2位入りを支えた栄耀の躍進、今後もまだまだ続きそうです。