韓国最大の通信キャリアSK Telecomが5G設備のサプライヤー名簿を発表、サムスン電子、エリクソン、ノキアが選ばれ、世界最大の電気通信設備メーカーの華為が選に漏れていたことが分かったと、9月17日に新浪科技が伝えました。
SK Telecomは、前もって長期にわたる多方面による審査を経て、技術、エコシステムと財務を考慮した結果、上述の3社を選択したと表明しているそうです。
米国、カナダ、豪州など多くの国が華為の設備採用を拒否している中、SK Telecomが華為を選択しなかったのも同様の理由でないかとの見方が出ています。
しかし韓国政府は華為の入札を拒否する計画はないとしており、韓国第3の通信キャリアLG Uplusは中国企業の設備を使用する計画であると表明しています。韓国第2の通信キャリアKTは、態度を明らかにしていないそうです。
今月14日には、長年華為が入り込んでいたインドも「安全上の理由」で華為・中興両社の5G設備供給からの排除を表明しています。
今のところ、韓国が明確な意思をもって華為の設備を排除したとは明らかになっていませんが、「華為が恐れていた連鎖反応が発生した」との声が多く上がっています。