Sony Mobileが、スウェーデンのルンドにて200人を解雇すると、スウェーデンのWebサイト8till5が伝えました。
スウェーデンのルンドにはかつてSony Mobileの本社機能がありましたが、東京に移転しています。
ルンドにはSONY全体で1200人の雇用が存在し、そのうちSony Mobileの人員は800人。800人中200人ということは、人員4分の1をリストラするということになります。各個人には2019年3月までには解雇通知が下されるものとみられています。
SONYは今後数年間でモバイル事業のコストを半分にすることを検討しており、その流れで解雇に至ったものと考えられます。
平井社長がOne Sonyを掲げた2014年、Xperia Z1, Z2, Z3の年、Sony Mobileは世界出荷数4000万台で上位を突き進むスマートフォンメーカーでした。
その後は他社に見劣りする商品力となったためか、年々伸び悩み、2018年度見通しは端末台数1000万台、営業利益はマイナス150億円。見通しにさらなる下方修正が入り、2018年度の販売台数はわずか700万台、営業利益マイナス950億円という惨憺たる数字となっています。