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「いつ5Gスマホは使えるようになる?」中国政府担当閣僚の答え

 「5G元年」になると目されている今年ですが、実際のところ5Gスマホはいつから使えるようになるのか?1月10日、中華人民共和国国務院工業と情報化部部長・苗圩が中国国営放送・中国中央電視台のインタビューに答えました。関連製品は、下半期(2019年後半)に市場へ出回ると望めるそうです。

 もちろん、必ずしも日本も同時期になるわけではありませんが、大手スマホメーカー多数と通信設備世界最大手の華為を擁する中国での実現スピート、ということで、参考まで。

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中国政府担当閣僚の展望

 「将来、5G設備のうち、20%前後は『人と人の間の通信問題』に使用され、80%は『物と物、物と人』つまりIoT、例えば未来の無人運転自動車のようなものに使用されます。

 人と人の通信と言えば、中央電視台は昨年10月1日、初の4K超高精細チャンネルを開設したところです。今後、番組が豊富になり続けることにより、インターネット上には更に多くの高精細番組があらわれるでしょう。ならば5G技術を使えば、ダウンロードするにせよ視聴するにせよ、みなさんの体験は更に良いものとなるでしょう。

 今年、国は若干の都市で5G臨時営業許可証を出しました、大規模なネットワークを一部の都市とホットスポットで先に実現し、同時に末端の産業化進展とネットワーク建設を加速させます。

 我々の予想するところでは、今年の下半期になれば、真に商業使用できる製品、たとえば5Gスマホ、5GのiPadが、陸続と市場に投入されるでしょう。

 消費領域以外では、今年、国はさらに5G技術を教育、医療、高齢者福祉などの各領域に応用します。

 ここで特に挙げたいのは自動車のネットワークです。将来、我々の道路ネットワークはデジタル化・情報化の改造を進めねばならず、これからの信号は赤黄青の光を放つばかりではなく、5G無線信号を同時に使用し、将来のスマートIoT自動車は、センサーを通じてこの無線信号を受信することもできます。自動車、道路、人が相互につながる、大きなネットワーク体系を構築するのです」

総評

 以上、中国政府担当閣僚が語るところの、5G実用化でした。中国政府としては、中国での5Gネットワーク端末の実用化は今年下半期と考えているそうですね。交通のIoT化も、現実味のある「夢」で、ワクワクするものがあります。日本はいつになるのでしょうか。

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