画面の一部でしか認証できない画面内指紋認証、あらゆる場所で認証できることを目指し今後も進化。

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 大手スマートフォンメーカー、特に中国勢は、積極的にディスプレイ上に指を置くと解錠できる、画面内指紋認証センサーを搭載し始めています。この進化について、Phone Arenaが記事を掲載しました。

 認証領域は、ガラス面の下に配置された、肉眼ではほとんど見えないセンサー。つまり画面内の一部、小さな領域のみでしか指紋認証できないという問題を抱えていました。

 Synapticsは、画面内のどこでも指紋認証できる段階「Phase 3(フェイズ3)」を目指しています。未来ですね。ただしこれは、ガラス下のすべての箇所にセンサーを敷き詰めればいい……という単純な話でもなさそうです。そんなやり方では、筐体・重量・コストにも跳ね返ってきますしね。

 より大きな画面領域で認証する実演を、OPPOが披露しています。センサーはカバーガラスのベゼル領域、おそらく左右に、配置されているようです。これなら肉眼で画面下のセンサーが見えないということでしょう。従来よりも広い領域で指紋認証できています。

 次のステップとして、ベゼル上下にもセンサーを配置、指紋認証をセル内統合し、最終目標である「Phase 3」、画面のどこでも認証できることを目指すのでしょう。

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 Xiaomiはこの問題について独自の解決策として、認証領域を大きくしたリーダーのデモンストレーションを行っています。画面を見なくても簡単にロック解除できているようですが、こちらも画面全体を認証領域とするのはまだ先と思われます。

 画面内指紋認証センサー、3D顔認識認証、新たな生体認証が進化していますが、消費者に受け入れられる生体認証方式はどれなのか?それとも複合的に搭載することで利便性やセキュリティーを高める方向に進むのか?今後の進化が楽しみなところです。