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EU、5Gからファーウェイ排除へ。ロイター報じる

 欧州連合、EUの政策執行機関である欧州委員会が、EUにおける次世代モバイルネットワーク通信5Gネットワーク向けの機器選定から、Huaweiを事実上禁止することを検討していると、ロイター通信が報じました。情報源はブリュッセルとしており、つまり欧州委員会関係者筋と思われます。

 移動体通信業界団体GSMA事務局長のMats Granryd氏は、Huaweiをめぐる議論を次回の理事会の議題にすることを提案したとしています。

 米国はHuaweiのバックドアを警戒しており、一部西側諸国はHuaweiのネットワーク機器導入に何らかの制限をかけ始めています。これまでのHuaweiに対する締め付けは米国に近い国を中心としており、欧州の反応は鈍かったのですが、ここにきてEU全体でHuaweiが禁止される可能性が出てきたというのは大きな動きです。

 最近、カナダの新聞Globe and Mailが、深センのHuawei本社に招待され、任正非会長と会談。任正非会長は「イデオロギー対立による技術の分断は人類にとっても技術的進歩にとっても有益ではない」とし、「いかなる国・組織・個人にも危害を加えない」と付け加えたとのこと。

 Huaweiはネットワーク機器で世界有数のメーカーであり、5G技術にも大きな貢献が期待されていました。EUの禁止措置によって欧州での5Gインフラ整備が遅れる可能性もあります。

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