Bloombergは、事情をよく知る情報筋をソースとして、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co)が今年後半発売の次期iPhone向け新型チップ「A13」の生産を開始した、と報じました。記事の記名記者はMark GurumanおよびDebby Wu。両氏はApple関連のリーク記事では常連の人物。
A13は4月にテスト生産開始、5月量産開始とのこと。
ほとんどのAndroid陣営はQualcomm製プロセッサを採用しています。自社製チップを採用しそれなりに高いパフォーマンスを出せているのはHuawei KirinとSamsung Exynosぐらいであるため、Qualcomm製チップを超える性能を出せる自社チップを搭載することでAppleは自社製品の優位性を維持できていると言えます。
SamsungやHuaweiが採用している、背面から周辺機器をワイヤレス逆充電する機能を、次期iPhoneも採用するといいます。
また、今年後半発売の次期iPhoneについて、カメラ数と開発コードネームは以下の通りとのこと。さらなる多眼化が進んでいます。
- D43:iPhone XS後継機、三眼カメラ
- D44:iPhone XS Max後継機、三眼カメラ
- N104:iPhone XR後継機、双眼カメラ
デュアルカメラだった上位モデル2機種ですがトリプルレンズカメラに。3番目のカメラは超広角レンズになるとのこと。シングルカメラだったXRは、後継機ではデュアルカメラ化。2番目のカメラは望遠レンズになるとしています。
そして背面カメラの配置は、やはり最近噂されているように背面左上の正方形の箇所になるとのこと。この配置はSteve Hemmerstoffer、Ben Geskin、Mark Gurumanといったリーク関連の名立たる記者・識者たちが支持するものであり、確度は極めて高いと言えます。
かつてデザインにおいて栄華を誇ったAppleでしたが、もはや過去の話となりつつあるのかもしれません。新型iPhoneのデザインについて、読者アンケートを取ったところ、2149票中、実に91%が否定的。(Xperia XZ2シリーズに関するアンケートよりも否定票が多い)
個人的には、高性能な製品を出してくれる良いメーカーだと思います。
新型iPhoneがこのカメラ配置なら https://t.co/TrkqQJCxR3
— すまほん!! (@sm_hn) 2019年5月12日