Huaweiのサブブランド「Honor(栄耀)」から、「Honor 9X」「Honor 9X Pro」が正式発表されました。いずれも6.59型FHD+液晶と3.5mmイヤホンジャック、側面指紋認証センサー、ポップアップ式セルフィーカメラを備えます。
AI処理NPUを搭載した7nm Kirin 810プロセッサを搭載。GPU Turbo 3.0によりグラフィック性能を向上させます。さらにHonor 9X Proのみ液冷に対応するため、長時間のゲームプレイに耐えやすくなります。
Honor 9Xの実行メモリは4GBまたは6GB、ストレージは64GBまたは128GB。Honor 9X Proの実行メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GB。ソフトウェアはAndroid 9 Pie、EMUI 9.1。電池容量は4000mAh。
前面カメラはHonor初となるポップアップ式16MP。これにより前面比率は92%にまでベゼルレス化。
背面カメラは、Honor 9Xは48MP+2MP。Honor 9X Proは48MP+8MP広角+2MP深度。
Honor 9Xは赤、黒、青。9X Proは紫と黒。中国市場では7月23日に発売します。価格は以下の通り。
- Honor 9X (4GB+64GB) 1399人民元(約2万2千円)
- Honor 9X (6GB+64GB) 1599人民元
- Honor 9X (6GB+128GB) 1899人民元
- Honor 9X Pro (8GB+128GB) 2199人民元(約3万5千円)
- Honor 9X Pro (8GB+256GB) 2399人民元
Kirin、しかもミッドレンジ向けSoCの時点でゲーム向きとして通常はピックされ得ませんが、それでもKirin 810は(2世代前とはいえ最上位の)Snapdragon 835に比肩し上回る性能を持っており、それでいて本体価格は2万円台~3万円台なので、「お金がないけどゲームもしたい」という条件設定があるなら、検討候補に入れる実力をつけてきています。
Huaweiは中国では若者には人気が高くないので、若者向けのブランドイメージと価格帯を持った看板としてHonorを有しています。Honor 9X / 9X Proは「ゲーム性能もできれば求めたいけど予算は抑えたい」という中国の若者に刺さる、Honorらしいモデルになっていると言えるでしょう。
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