米中貿易戦争の対Huawei制裁により、最新機種のMate 30 / Mate 30 ProはGMS認証を利用できず、Googleアプリをインストールしても、アプリ起動直後に強制終了することが確認されており、ユーザーを失望させています。
ところが海外サイトAndroid Authorityが、独ミュンヘンでHuaweiコンシューマービジネス部門CEOの余承東(Richard Yu)に対し、Mate 30シリーズのBootloader Unlock(BLU)について質問したところ、対応する主旨を述べました。
Bootloaderのロックを外せば任意のOS、ROMの起動やRoot化などが可能。Mate 30でGoogleアプリを利用できるものと考えられます。
Huaweiは元々Bootloader Unlockに対応していたものの、2018年5月にこの受付を停止。これについてHuawei側はセキュリティ上の理由と弁明していました。
Huaweiを貿易戦争の巻き添えにした米トランプ大統領。複雑な感情はわくものの、結果としてBLU復活や独自OSスマホ登場に繋がることはマニアにとって嬉しい動きでもあります。
ただ敷居は高く、一般消費者への販売数をテコ入れするまでには至らない可能性が高そうです。
Bootloaderが簡単にロック解除できるのか、それともロック解除された状態で出荷されるのかといった細かい部分にはまだ言及されていません。