UMPC市場の新たな刺客!中国新興メーカー「Magic-Ben」による新たなUMPCとなる「Magic-Ben MAG1」が登場しました。
ざっくり言うと、8.9インチの「GPD P2 Max」のようなフォームファクタでありながら、ベゼルレス化でP2 Maxよりも幅と高さが小さく、キーボードはしっかり6列確保、筐体のカラーリングはOne Mixのようなイカした黒という、「違うんだよGPDさん、俺たちが欲しいのは……だから、作ってみたぜ!」感あふれる製品です。
画面は10点タッチ認識の液晶。Amber LakeベースのCore m3-8100Yを搭載。フル充電で7時間駆動。キーボード右上には指紋認証センサーあり。
P2 Maxとは異なり、6列キーボード。右側にもShiftキーを備える上に、バックライト付きなので、個人的にはソソるところ。一方でタッチパッド領域は狭めに見えます。あと、デジタイザと画面回転に非対応。
インターフェイスはUSB Type-Cやイヤホンジャックなど。
現時点では日本向けの認証は未取得と思われるため、海外渡航の多い日本人、訪日外国人、または有線テザリングする日本人向け。海外ECサイトからの個人輸入に限られます。スペックなど構成はかなりP2 Maxに似ています。
OS | Windows 10 |
---|---|
CPU | Core m3-8100Y |
メモリ | 8 / 16 GB DDR3 |
ストレージ | PCIe SSD 256 / 512 GB |
ディスプレイ | 8.9型 液晶 (2560 × 1600) 16:10 |
バッテリー | 8600mAh |
寸法 | 幅207×高さ146×厚み17(mm) |
重量 | 690g |
その他 | Wi-Fi 2.4/5GHz Bluetooth, USB 3.0, microHDMI USB Type-C, USB PD, イヤホンジャック, 指紋認証センサー |
GPD Pocketが大好きだったのですが、GPD Pocket 2の出来があまり好みでなく、個人的には冷めていたのですが、最近One MixやChuwi、そしてMagic-Ben参入により、UMPC市場が盛り上がりつつあり、熱が復活してきました。
MAG1は、実行8GBメモリ/ストレージ256GBモデルと、16GB/512GBの2種類となっています。現在、Geek-buyingにて先行予約受付中。先行予約セールで少し安くなってるようです。決済画面で入力できるクーポンコードは「MagicBen20」。
Geekbuyingの使い方解説はこちら。
7万円弱から購入できるのは非常に魅力的。P2 Maxは下位モデルだとCore m3-8100YではなくCeleron 3965Yになってしまいますが、MAG1は上下モデル共にCore m3-8100Y搭載なのが強い。なので、「これは買い!」と思えるのは8GB/256GBモデルです。
自分はせっかくなので、上位の16GB/512GB版を予約してみました。UMPCで重い処理もさせてみたいなー、とロマンを優先した結果の選択です。名前の知られていないメーカーのため、高い商品ほどリスキーではありますが。
画面サイズや各仕様もかなり好みなので、期待しています。実際に届くのが楽しみです!