新進気鋭の小型PCメーカーMagic-Benは、初号機「MAG1」のLTEモデルの販売をGeekbuyingにて開始します。現在予約受付中です。
MAG1 LTEモデル登場!
価格
当初アナウンスされていたのはWi-Fiモデルのみでしたが、Wi-Fiモデルの出荷前のここにきてLTEモデルのアナウンスです。
実行8GBメモリ+256GBストレージの4G対応モデルが定価10万1251円、割引価格で7万9172円。
上位モデルとなる実行16GBメモリ+512GBストレージの4G対応モデルが定価11万6863円、割引価格で9万7460円。
割引クーポン「1111GKB30」を決済画面で入力すると、30ドルの割引となります。
MAG1とは
MAG1は、画面サイズ8.9インチで重量700g弱の小型PCです。既存のUMPCより画面サイズは大きいながらベゼルレス。6列キーボードやタッチパッド領域も備えます。キーボードバックライトもあり。OSはWindows 10、CPUはCore m3-8100Y、電池容量は8600mAh。
これだけでもかなり理想的な機種だったのですが、なんとLTE対応というのは驚きですね。どこでもパソコンでささっとネットできます!
ライバルメーカー各社の主要小型PCもWi-Fiモデルばかり。個人的にはVAIOやThinkPadなどのノートPC、タブレット端末も必ずSIMスロットのある機種を買って愛用しています。このため、UMPCに4G LTE対応モデルが登場したのは大変喜ばしいところ。
LTEの仕様
SSD用のM.2 SATAスロットの空きにM.2 4G LTEモジュールを挿し込めるようです。
はい、MAG1は4G LTE対応できます!
二つのスペックを、ご自由に選べてください。
1、SIMスロットとアンテナが内蔵しております。
2、SIMスロットとアンテナのみではなく、LTEモジュールも搭載しております。▪️LTE対応MAG1で、仕事効率化😎
詳細はこちらへどうぞ:https://t.co/4S8iVJfKqQ https://t.co/gOZOXvKGoo pic.twitter.com/kf3dFmPDuq
— MAG Japan (@magic_pc) November 7, 2019
対応バンドは、LTE B1/B3/B8/B38/B39/B40/B41、HSPA+ B1/B2/B5/B8となっているようです。
自分はSoftBank SIMで運用予定ですが、Band 1/3/8に対応しているので大丈夫そうですね。(解説)
Magic-Ben広報部に問い合わせたところ、日本の技術適合認証は取得しており、技適マークは実機本体に付いているとのこと。
ずっと夢見てた理想の小型パソコンだああああああああああああ!!!
かつてLinux ZaurusやHTC UniversalといったクラムシェルPDAや、UMPC(ウルトラモバイルパソコン)に夢を見て、「なぜこれに自由にSIMを刺せないのか」と絶望してきた筆者。出てくるSIMスロット付きノートPCもSIMロックが掛かっている始末。日本でもSIMフリーが当たり前になってきたものの、肝心のUMPCは衰退済み……という現実がありました。
ところが様々な中華メーカーからUMPCが出てきて、ついに今回、LTEモデルが登場したというのは、悲願達成!テザリングの手間なく小型パソコンでモバイルインターネットしまくりましょう!
筆者は早速Wi-Fiモデルをキャンセルし、LTEモデルをポチりました。届くのが楽しみです!自分は迷うことなく最上位16+512GBモデルですが、新興メーカーの初号機の個人輸入ですので、玄人向け。買うならまだ安い8+256GBモデルのほうがいいでしょうね。コスパも高いです。
GeekbuyingのLTEモデルの出荷は11月中旬または下旬予定とのことです。