中国XiaomiはサブブランドであるRedmiブランドから、Redmi K30 4G/5Gを正式発表しました。どちらも120Hz駆動の6.7インチの液晶ディスプレイに、ソニーの最新イメージセンサーIMX686を搭載しているのが特徴。主なスペックは以下の通り。
OS | Android 10,MIUI 11 |
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CPU | Snapdragon 765G |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.67型 1080 x 2400 アスペクト比 19.5:9 ディスプレイ駆動120Hz |
カメラ | 64 MP f/1.9 26mm (標準)1/1.7″ 0.8µm PDAF 8 MP f/2.2 13mm (超広角)1/4″ 1.12µm 5 MP f/2.4 1/5″ 1.75µm (マクロ撮影専用) (K30 4Gは2MP) 2 MP f/2.4 1/5″ 1.75µm 深度センサー |
インカメラ | 20MP,F2.2 2MP 深度センサー |
電 池 | 4500mAh K30 4G 最大27W急速充電 K30 5G 最大30W急速充電 |
寸法 | 165.3 x 76.6 x 8.8 mm,約208 g |
その他 | 30W急速充電,指紋認証,Type-C |
Redmi K30 5GのSoCは、Qualcomm製の最新チップSnapdragon 765G。5G統合型チップで、通常のSnapdragon 765と比較し、10%グラフィックのレンダリング処理を速く行うことができ、ゲーミングに適したチップとなっています。
また、背面カメラはクアッドカメラとなっており、メインカメラにはセンサーサイズ1/1.7、6400万画素のソニー製最新センサーIMX686をスマートフォンとして世界で初めて搭載しています。
6400万画素と高画素なため、望遠を使わずに普通に撮影した後、クロップ(トリミング)してディテールを確認することができるというわけ。
その他カメラは800万画素の超広角カメラ+500万画素のマクロ専用カメラ+2万画素の深度センサー。インカメラは2000万画素のメインカメラと200万画素の深度センサーのデュアルカメラ。パンチホールディスプレイの右上に埋め込まれています。
また、6.7インチ(FHD+)ディスプレイはリフレッシュレート120Hzなので、スマホ主流の60Hzと比べ、二倍滑らかに描写することができます。
価格は以下の通り。
- Redmi K30 4G:メモリ6GB+64GBモデルが1699元(日本円2万6200円から)
- Redmi K30 5G:メモリ6GB+64GBモデルが2299元(日本円3万5500円から)
5Gに対応しているスマートフォンはこれまで原則ハイエンドモデルのみだったので、非常に高価なものが多かったのですが、Redmi K30 5Gはミッドレンジ帯の5G対応チップを搭載して価格を抑えているのが良いですね。安価な5G対応スマホが出回れば、5Gの普及も早く進みそうですね。