海外サイトLetsGoDigitalは、Sony Mobileが登録した世界知的所有権機関(WIPO)の最新特許に基づき、2020年に登場するXperiaのコンセプトレンダリングを公開しました。同サイトは各国の知財特許の情報を整合し、次に登場する製品の予想レンダリングを公開し続けています。
2019年モデルでは、上部にフロントカメラとベゼルを備え、上下にベゼルが残っているのに対し、WIPOのデザイン特許では下部ベゼルのみが残されています。上部バーに表示されているアイコンは、時刻は左側、電池残量や無線通信のアイコンは右側に寄っており、空いた中央部にパンチホールフロントカメラが搭載されるのではないか?と推測した上でのコンセプト画像です。
Essential PhoneやGalaxy S10シリーズに似た、不思議なイメージですね。
せっかくシネスコ比率の縦長ディスプレイを搭載することで動画やゲームへの新たな没入体験を2019年のXperiaで実現しているのに、コンセプトレンダリングを見る限り、ひたすらフロントカメラを邪魔に感じます。
特許自体は2019年3月に出願された、グラフィカルユーザーインターフェース「SideSense」を指し示すもの。機体デザインの特許ではないということに注意が必要です。あくまで21:9ディスプレイにおけるUIのデザインを説明する目的であって、今回のコンセプトレンダリングに至るのは飛躍しすぎであり、あくまでファンの想像図の域といった印象。
そもそも三辺狭額縁となり一辺にベゼルが残ると仮定するのであれば、Mi MIX2やXperia 8のように、ベゼル側にフロントカメラを埋め込むのが妥当。コンセプトレンダリング通りの機種が2020年旗艦級として登場しても誰も買わないでしょう。想像としても詰めが甘いように見えます。
このほか、LetsGoDigitalは2020年、Snapdragon 865搭載の5G XperiaやSnapdragon 765G搭載ミッドレンジXperiaが登場するとの噂にも触れました。
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