中国有名リーカーZackbuks氏は、ソニーの次期フラッグシップスマートフォンが今月末に発表される可能性が高いと推測し、その詳細な仕様を明らかにしました。
まず引き続き21:9比率の4K HDR OLED、パンチホールのない6.5~6.6インチディスプレイを搭載するとのこと。マスターモニター品質、映画特化の画面については、詳細はわかりませんが新しい機能があるはずだといいます。
画面は、輝度以外は必ずしも改善されるとは限らず、誰もが望むリフレッシュレート120Hz駆動対応はありそうもなく、最大でも90Hzだろうと述べました。
Proバージョンも同時に登場し、こちらはより良い画面品質で、より高価になるとのこと。つまりProfessional Editionのことですね。
長らくSIMフリー版を待望されていた国内向けXperiaですが、2019年10月末には業務用途向けとしてSIMフリーモデル「Xperia 1 Professional Edition」が登場、国内ソニーストアにて販売されています。吉報であると同時に、Xperia 1の発表からかなり遅かっただけに、失望の声も聞かれました。
しかし今回の情報が正しければ、MWC2020でお披露目される旗艦級XperiaのProfessional Editionは、早い段階で投入されることになります。出荷時に個体ごとのカラーキャリブレーションが行われるなど、一般ユーザーが使うにはオーバースペックな画面品質を持つ高価な機体であるだけに人を選びますが、国内SIMフリー版を選択したいユーザーにとってはひとつの良い選択肢になるかもしれません。
また、次期旗艦級Xperiaは、スピーカーがフロントステレオに変更され品質が改善。ヘッドフォンジャックが追加されるものの、こちらの音質は期待すべきでないとのこと。
確かに、高音質無線伝送規格がこれだけ充実し、多くのソニー無線音響機器がある中、ヘッドフォンジャックの音質に力を入れることはないでしょう。あくまでゲームを低遅延で楽しむためのサブとして割り切っての実装と思われます。
カメラはトリプルカメラ+ToFセンサーの四眼。メインカメラは「高画素」と「隣接4画素を1画素扱い(Quad Bayer)」をサポート。これは高解像度化によって1画素あたりの取り込める光が減る光学的な問題を緩和するための技術で、各社のスマホ向け高画素カメラセンサーに取り入れられています。
ただし、メインカメラは1200万画素 画素1.8μmのカメラセンサーを搭載することをZackbuks氏は何度か示唆していたので、これまでの情報とは異なるようです。となるとメインセンサーは4800万画素辺りが妥当でしょうか?
SoCは間違いなくSnapdragon 865で、実行8GBメモリ+128GB / 256GBストレージの可能性が高いとのこと。メモリはLPDDR5、そしてストレージはUFS 3.0とのこと。高速な読み書きが期待できます。ゲーム特化の機能は引き続き強化されるものの、Wi-Fi 6をサポートするかどうかは不明であり、それぞれ5G / 4Gバージョンを世界市場で発売するとしています。
また、指紋認識は光学式に変更され、電源キーと統合されるとのこと。Xperia 1の指紋認証は電源ボタンと独立して配置されていましたが、従来モデル・国内廉価モデルと同様の仕様になることが伺えます。Xperia 1から着実に改善されているようですね。
なお、そうであるかどうかは言明されていませんが、Zackbuks氏の個人的に楽しみにしている点としては、ワイヤレス充電の追加とのこと。確かに、これは欲しいところですね。
電池容量について訊かれたZackbuks氏は、3500mAhほどと回答。その理由として「それほど多くのスペースがない」と回答しています。
3300mAhでやや心もとなかったXperia 1の電池容量が改善されるのは喜ばしいところ。やはり現代のスマートフォンで多くの内容積を占めるのが電池パックであり、内部スペースに余裕はありませんので、Xperia 1ではQi搭載が断念されたものと見られます。もし電池容量が微増した上でQi搭載なら私も嬉しいです。
Zackbuks氏は、2018年半ばに次期Xperiaの画面アスペクト比が21:9になると言い、それを的中させた人物。外れる情報はあるものの、一定の打率を見せており重要な人物と見做されています。
Sony Mobileは例年MWCで旗艦を発表していますが、MWC2020では現地時間2月24日にプレスイベントを行うことを予告しています。
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— すまほん!! (@sm_hn) February 9, 2020