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レノボ、個人向け遠隔業務端末「ThinkSmart View」発表。Microsoft Teams最適化、固定代替、Androidベース

 Lenovo Japanは、Microsoft Teams専用個人向けコラボレーション端末「ThinkSmart View」を発表しました。販売価格は4万9000円(税別)より。発売日は3月10日、出荷開始は4月中旬以降。

 働き方改革の浸透により、遠隔地とのオンライン会議や複数人チャットを活用した業務の需要が高まる中、急速に普及が進んでいるコラボレーションツールが「Microsoft Teams」です。これはOffice 365においてチームワークを実現すべく、資料共有や同時編集、ビデオ会議や企業向け電話機能などが利用できるコラボレーションハブとしてMicrosoftが展開するものです。

 一方で、「Microsoft Teams」を介さず、従来電話で行われていた1対1のビデオ通話のニーズもあり、これらを統合した新時代の端末として「ThinkSmart View」を投入するといいます。

 Microsoft Teamsの利用に最適化。さらに固定席やホームオフィスの利用だけでなく、フリーアドレスエリアや電話ブースへの設置など、現代のあらゆる職場環境に設置可能。別途ボイスサービスの契約により、固定電話番号での発着信にも対応、業務用電話の代替にも利用可能。

 画面は8型IPS(1280×800ドット)で小型筐体。縦置きにも対応。スピーカー、マイク、カメラ、光センサー、加速度センサー、近接センサーを搭載。

 ソフトウェアはAOSPのAndroid 8.1 Oreo、プロセッサはQualcomm Snapdragon 624 オクタコア、実行メモリは2GB、ストレージ容量は8GB、内蔵カメラは500万画素。Microsoft Teams IP Phone appを搭載してMicrosoft Teams環境に最適化。無線はIEEE 802.11ac、Bluetooth 4.2。ワイヤレスヘッドセットの利用も可能。

 遠隔業務に割り切って特化した端末といった印象。業務用ながらも法人向けではなく個人向けという点にも注目でしょう。昨今増加しつつあるフリーランスの需要も掘り起こせそうな本機。新型肺炎の影響で遠隔業務に注目が集まる中、どこまで受け入れられるか、注目です。

(拡大するMicrosoft Teamsの導入。MicrosoftとSoftBankの発表会プレゼンスライド、筆者撮影。ここで発表された『Unitalk』もまた国内向け音声通話をMicrosoft Teamsに提供するもの)

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情報元Lenovo
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