中国スマホ市場が飽和状態にある中、多くのメーカーが「決戦場」と位置づけているインド市場ですが、このほどIDCが発表したデータによれば小米のスマートバンド市場占有率が48.9%に達し、ほぼ半分を占めたと、中国「快科技」が報じました。
また、インドのウェアラブル市場は2019年第4四半期に510万台を出荷、7四半期連続で2桁成長を維持しており、なかでもイヤホンが出荷量最多とのこと。
スマートリストバンド市場は、2019年に530万台を出荷、成長率は前年比52.6%となり、うち小米は48.9%のシェアを獲得、前年比54.7%の成長。
スマートウォッチ市場は通年で出荷台数90万台、前年比884%の成長、シェア占有率ではFossilが30%で首位、AppleWatchが26.6%で第2位につけました。
イヤホン市場は通年850万台出荷で前年比443%の成長、インド国内ブランドのBoAt Lifestyleが首位になったものの、ワイヤレスイヤホンだとAirPodsが43.1%と圧倒的なシェアを獲得。
以上のように、ウェアラブル市場が急成長するインド市場ですが、スマートリストバンド市場は小米が圧勝、スマートウォッチはFossilが首位、ワイヤレスイヤホンはAppleがトップという勢力図のようです。