新人ライターのがとうです。物理QWERTYキーボード搭載スマートフォンの代名詞 BlackBerry Key2 を一年使って分かったことをまとめたいと思います。
TCLがBlackBerryブランドの利用ライセンスが2020年8月31日に終了するまで残り半年を切ってしまいましたが、一年通して使って分かった良し悪しを感謝の気持ちを込めてレビューします!
Index
BlackBerry Key2の良いところ
文字を打つだけで楽しい!SNSへの没入感が激増!
SNSは最早現代人にとって切っても切り離せない関係性だと思いますが物理QWERTYキーボード、特にBlackBerry Key2のキーボードはキーの押し居心地と供に反応が素晴らしく、どれだけ文字を打っていても変わらない心地良さを提供してくれます。
また筆者はキーボードのバックライトの明るさ調整を自動で設定しているためロケーションを問わず快適にタイピングすることができ、大変満足しています。
おまけに、一年たってもキートップの削れがみられない堅牢さは流石といったところでしょうか。ただし、長く使っていくうちに皮脂によりキーボードが黒光りするようです。
キーボードでのスクロール機能がWebブラウジングを加速させる!
筆者はTwitterやネット記事を見る際に画面のスクロールではなくキーボードでのスクロール機能を利用する機会が多いです。
タッチパネルをスクロールする場合、どうしても指で画面が隠れてしまうため、指が邪魔です。
しかし本機はキーボード全体にタッチパッドが内蔵されており、キーボードをなぞることでスクロールが可能。一度キーボードでのスクロール機能を覚えてしまうと、もはやタッチパネルを触ってスクロールするのが煩わしいほど。
また不用意にポップアップ広告の開くことがなくなるので快適にインターネットを楽しむことができるようになります。
急速充電対応は日常生活に溶け込むありがたさ
朝起きてスマホ見たら充電が残りわずか……なんてことありませんか?私はよくあります。そんな時充電器刺してシャワー浴びて髪乾かしてなどをすましている約30分で約40%ほど充電されるので道中のSNSや動画配信サービスに困ってはいません。
ただ残念なことにバッテリー容量自体は3500mAhと多いほうではないので、ヘビーユーザーの方はいつでも充電できるようモバイルバッテリーを持っておくと良いと思います。
使いこなすと便利なデュアルSIM
BlackBery Key2がメイン端末となりえるかですが、十分の性能だと考えます。そして是非とも使ってほしいです。
しかし、少々落とし穴があります。簡単にまとめさせていただくとまず、BlackBery Key2には「BBF100-1/2/6/8/9」の計5種類が展開されており、BBF100-1とBBF100-2はシングルSIMモデル、BBF100-6がデュアル SIMモデル、BBF100-8とBBF100-9が日本向けに発売されたモデルとなります。
中でもBBF100-6とBBF100-8は「Dual SIM, Dual Standby(DSDS)」という同時にLTE通信しながら待ち受けできるという仕様に対応。
電話番号の切り替えが毎回主導切替えなので、例えば会社での連絡はSIM1を使い、美容院への予約の電話、友達との外食の予約などプライベートでの連絡はSIM2を使うなど2台用意しなくても1台ですませることができます。
スラックスや生地が弱いパンツのポケットに入れた場合、端末の角や縁などで摩擦が生じ生地にくっきりと跡が残ってしまうのを抑制できるというのも、複数台を一台にまとめるメリットの一つだと思います。
ちょっと残念なところまとめ!
カメラは環境に左右されてしまいがち……
BlackBerry Key2を片手にいろんなところに遊びにいって、写真を撮ってきたが非常に環境に左右されやすいと感じました、筆者が撮影した写真をご覧ください。
去年の夏旅行に行った際の写真ですが、晴れていたり光源が近くにある場合は輪郭のはっきりとした素敵な写真が撮れます。しかし、曇天や光源が少ない場合はSNS映えするような写真は難しいでしょう。
そのぶん上手に撮れたときはほかの機種に負けず劣らずなので、腕の見せ所かと思います。
保護フィルムの形状は事前に確認しておかないと……
BlackBerry Key2の保護フィルム(保護ガラス)は大きく分けて2種類あります。
1つ目が、ディスプレイ全体を保護するもの。こちらは画面の保護が強固だがメーカーや素材によってはナビゲーションボタンの反応が悪くなる場合があります。2つ目が、ナビゲーションキーの部分が保護されていないもの。ナビゲーションボタンの部分が保護されていない分強固さはやや劣ってしまうが、反応の悪さは解消されます。
一長一短になるので好みな方を使えばよいと思いますが個人的にはケース、ないしはポーチに入れてナビゲーションボタンが押しやすいフィルム貼るのが正解と感じています。
AquaMozcは必須アプリ
BlackBerry Key2に標準搭載されている「BlackBerryキーボード」は使いやすいとは言えません。快適に入力をする場合は、Aqua Mozc等の日本語IMEアプリを導入するのが吉だと思います。
しかし、予測変換をキーボードをスワイプして入力できるのはBlackBerryならでは機能なので、Aqua Mozc導入前に一度試してみてもいいと思います。
まとめ
一年使って分かったことですが、やはり私はBlackBerry Key2が大好きです!
もちろん最新機種が出てくるたびにスペックとしては見劣りすることもありますし、防水防塵やおサイフケータイには非対応ですが、そんなの些細なことと言えるぐらい、使えば使うほど味が出る素敵なスマートフォンです。価格が低下しているのもあって、今が買い時かもしれません。