株式会社Kyashから新しく発行されたKyash Cardを購入しました。
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Kyashとは
Kyashは、チャージして使うプリペイド式カードのようなもので、クレジットカードを持つことができない学生などでもオンライン決済などが利用できるようになります。クレジットカードやデビットカードを登録しておくだけでチャージせずとも即時引き落としが可能で、ポイントもつきます。クレカとのポイント二重取りも可能。最近では、先日まで対応していなかったApple Payにも新たに対応し、約47億円の追加資金調達を行うなど、世間のトレンドのバーコード決済とは違う道を行く企業となっています。
私は、クレジットカードのように使うことのできるKyashを頻繁に使っており、手持ちのGalaxy Note8(SC-01K)にQUICPay+として登録し、普段から非接触決済に使っていました。使いやすくおしゃれでシンプルなアプリのUIと、万が一の時の安心感が高く、個人的に一番好きな決済サービスです。
仕様変更で3種類に
そんなKyashですが、今回仕様変更があり、Kyash Card、Kyash Card Lite、Kyash Card Virtualの3種類に変更されました。
NFC Pay対応、「Kyash Card」
1つ目のKyash Cardは最近波に乗ってきたVisaタッチ決済(NFC Pay)に対応するICチップが搭載されたカードです。カードの表面にカード番号は書かれておらず、非常にシンプルなデザインとなっています。ポイント還元率は1%。発行手数料は900円、年会費無料。カラーはネイビー、シルバー、ピンクの3色。
「Kyash Card Lite」
2つ目のKyash Card Liteは、従来までのカードで、象徴ともいえるKyashブルーのカラーが特徴。Visaタッチ決済には非対応。ポイント還元率は0.5%。発行手数料は300円、年会費無料。
「Kyash Card Virtual」
3つ目のKyash Card Virtualは、アプリ上だけで存在する、形のないカード。ポイント還元率は0.5%。発行手数料、年会費無料。
Kyash Card作ってみた
前面からカード番号を廃した美しいデザイン
今回私が作成したカードはピンク。ピンクのカードといえば楽天カードのイメージが大きいですが、それとはかなり違うシンプルな色合いに惹かれ、ピンクを選択しました。筆者はジャパンネット銀行のピンク色のカードも持っていますが、それとも全く違うシンプルな色合いです。
非常に美しい、ローズゴールドに近い感じのカラーでした。カード情報は裏面に集約されているのでデザイン性も高く、店員にカード情報を覚えられて不正利用されてしまう、といったようなリスクも少し低くなります。
Google Pay紐付けではQUICPay+として登録に
早速カードを有効化し、Google PayにVisaタッチ決済として登録しよう、と思ったのですが、現段階ではGoogle PayにはQUICPay+としてしか登録できないようです。
Visaタッチ決済はNFC Payなので、スマートフォンで非接触型決済を使うとき、日本で以前から用いられてきたFeliCaでの決済と違い、国内向け端末のみ搭載されるFeliCaチップがなくても使える、つまり海外端末でも使えるというのが大きなポイントです。国内向けのカスタマイズが施されないまま発売されたGalaxy FoldやZ Flipなどでも、このVisaタッチ決済なら使えます。
オリンピックのワールドワイドパートナーであるVisaは、この2020東京オリンピックに向けて、国内でもこのNFC Payを使える環境を整えてきました。例えばローソンやマクドナルドでは、既にVisaタッチ決済を導入しており、6月からは新たにセブンイレブンも導入する予定です。
Google PayにVisaタッチ決済として登録できなかったのは残念でしたが、デザイン性の高さ、Kyashアプリの使い勝手の良さなどの面では非常に満足しています。外出自粛の影響で、実店舗ではまだ使えていませんが、情勢が落ち着いたらどんどん外出先にてKyashを使っていきたいなと思います。
Kyashについての詳細、申し込みはこちらからどうぞ。