必要な作業は、コーヒー豆と水をセットするだけ。
プラススタイル株式会社は、「スマート全自動コーヒーメーカー」を発表しました。アプリや他のIoT機器と組み合わせて利用できます。
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+Styleスマート家電、キッチン進出へ
新型コロナウイルス拡大前の2月、緊急事態宣言の5月を比較すると、販売数は+Styleスマートマルチリモコンは約2.7倍。すべてのデバイスでも約1.6倍となっているとのこと。
プラススタイルは、これまでのたくさんの物理ボタンを前提とする昭和の従来家電とは異なる、スマホアプリ前提・音声操作・繰り返しは自動実行の家電をニューノーマルな「おまかせ家電」と定義。
+Styleの家電は実際に「おまかせ」されているのか?購入した多くのユーザーが複数台登録。核となる+Styleアプリもダウンロードされています。
電球の複数利用、既存家電と電球を連携する使い方や、テレビとシーリングライトといったリビング環境を自動化する使い方が多いとのこと。
+Styleのスマート家電は玄関、リビング、子ども部屋、トイレ洗面所、寝室などあらゆる場面に進出してきたものの、まだ入り込めていなかった領域がキッチンであるとのこと。このキッチン進出第一弾が「スマート全自動コーヒーメーカー」。
「スマート全自動コーヒーメーカー」
コーヒーの難しさ
ドリップ式コーヒーは「豆を挽く」「湯を沸かす」「蒸らし」「ドリップ」の段階が必要。
コーヒー豆は酸化しやすく、挽いてから時間が経つと雑味が増すので、飲む直前に挽くのがコツだといいます。また、沸騰したお湯は雑味が増すのが難しいとのこと。蒸らし作業やフィルター交換コストも大変。
スマート全自動コーヒーメーカーはこれらの工程を自動で完結、課題を解消し美味しいコーヒーを淹れてくれるといいます。
難しい工程をかんたんに
まず豆を入れます。手作業では時間のかかる挽き分けですが、これを自動化。起点として、+Styleドアセンサーを使って「朝、寝室のドアを開けたら挽き始める」といったことも設定可能。内蔵ミルによる豆の挽き具合は中挽き6段階。コーヒー粉も利用可能。
なお、はかりの機能はないため、予め1杯分の分量をはかってセットしておく必要はあるとのこと。
続く「蒸らし」工程では、美味しいコーヒーを作り出す「少量のお湯を少しずつ馴染ませる」という蒸らし作業までやってくれます。コーヒー濃度も選べます。
フィルターはペーパーではなくステンレス。これにより豆の油分を余さずコク深くできるほか、コーヒー1杯あたりの単価も抑えられます。
汚れが溜まりにくいミル付き容器・ミルタンク、取り外して丸洗いOKのステンレス製ミル・ガラス製ポットにより、手入れも簡単とのこと。
マニアックなコーヒー好きよりも、朝忙しいけどコーヒーを飲みたい20代の若いユーザーなどを想定ターゲットにしているとのこと。
連携アプリ
アプリ「+Style」により、好きなタイミングで制御。アプリ機能「スマートモード」では、タイマー・天気・GPS・+Styleデバイス・スマートスピーカーを元に、日々のルーチンを設定可能。
発売日は6月25日、予約キャンペーンも実施
予約受付は2020年6月11日から開始。発売日は6月25日。
6月25日までの期間、「コーヒーメーカー試して予約キャンペーン」として、通常販売価格の1万3800円から3820円OFFとなる9980円で販売。各製品とセット販売で値引きとなる「スマートホーム はじめてセット」も用意。