充電が一瞬で終わる!
2021年第1四半期(1~3月)のゲーミングスマホのセールスポイントは、Snapdragon 875搭載と100W急速充電対応になると、中国著名リーカー「数码闲聊站」氏がWeiboにて言及しました。
それによると、中国国内のゲーミングスマホメーカー4社のうち3社が、100W充電に対応するスマホの商用化を進めていることです。
これまでに少なくともXiaomi、Vivo、OPPOの三社は、100W充電に対応するスマートフォンを開発していることを明らかにしています。
Xiaomiグループの副社長に当たるLin Bin氏は、昨年、100W急速充電の充電速度を公開しており、4000mAhのバッテリーをわずか17分で充電することができていました。
各社こぞって、急速充電に関する開発を進めているのはなぜなのか?
一般に、5G通信は多くのバッテリーを消費すると言われており、各社スマホは大容量バッテリーを搭載。そして大容量バッテリーを充電するには、充電速度が重要というわけ。
また、QualcommのSnapdragon 875に関しては、5Gモデム X60統合型チップとなり、プロセスルールは5nm。台湾のTSMCは既に同チップの量産体制に入っているとみられています。
その他、Qualcommは来月にもSnapdragon 865の改良チップ、Snapdragon 865+を正式発表すると見られています。通常のSnapdragon 865は2.84GHzでしたが、Snapdragon 865+は3.09Ghzになるという情報もあります。慣例通りであれば、ASUSのゲーミングスマホ「ROG Phone 3」は改良チップを搭載する可能性があります。