武田良太総務大臣は、閣議後記者会見にて記者からの質疑応答に応じました。
「大臣は昨日の午後、官邸で菅総理と、就任から早くも2回目の面会をしている。これは携帯料金引き下げに関する話が急ピッチで進んでいると理解していいのか、どんな話をしたのか」との質問。
これに対し、話の内容としては「携帯電話料金の値下げのみならず、地方振興も含めて、総合的な、様々な意見交換」。
携帯値下げについては「先日示したとおり、しっかりと取り組んでいく。コロナ禍において、いかに国民の家計の負担を少なくしていくか。そして日本の携帯電話料金を国際水準に近づけていくか。しっかりとしたライフライン、重要インフラとしての位置付けをキープしていくためには、今から何をしていかなければならないか、様々なことを考えながら着実に結論を出していきたい」と回答しました。
武田総務大臣は、先日も国際水準に近い値下げを促す発言をしており、改めてこれに言及した形。
KDDIは本日、こうした政権の意向を踏まえてか、国際比較でも遜色のない料金プランの提供を政府から求められているとの認識を発表会質疑応答で明らかにしています。政府が今後どのような正式要求を携帯キャリアにしていくのか、注目です。