ロイター通信は、Huawei Technologiesがサブブランド「Honor(栄耀)」を売却交渉中と報じました。
二人の情報源によると、現在売却対象として検討されているのはHonorブランド、研究開発能力、サプライチェーン管理事業。売却取引額は150億元から250億元。
Honorは、Huaweiのサブブランド。米国の制裁を受けて、若者や発展途上国向けのHonorではなく、Huaweiハイエンドモデルに集中すると情報源は述べています。
購入候補は、Lenovoから分家したDigital Chinaが最筆頭で、TCLやXiaomiの名前も挙がっています。
TCLはディスプレイメーカーとして技術力を持ちながらも、自社ブランドが弱くPalmやBlackBerryなどのブランドを購入することで力をつけてきたメーカー。XiaomiはHonorとライバル関係にあり、Honor総裁とXiaomi雷軍がSNS上で激しく鍔迫り合いを見せる場面もあります。
HuaweiがHonorを売却するとの観測は、Ming-Chi Kuo氏からも出ています。