Motorolaは、中価格帯モデル「moto gシリーズ」2機種を正式発表しました。
moto gシリーズ新機種
2013年からの世界累計販売台数が1億台を突破したgシリーズ。
今回発表のモデルはいずれもGoogleによる「Android Enterprise Recommended」認定取得でビジネス利用にも。ユーザーの「ここ大事」を外さないモデルであるといいます。
moto g9 Play
圧倒的な2日間の大容量バッテリーを搭載。SoCはSnapdragon 662。20:9比率の6.5インチMax Visionディスプレイ(IPS液晶, HD+)を搭載します。
メインカメラは4800万画素。隣接4ピクセルを1ピクセルとして扱い光量を確保し、低照度でもしっかり撮れるナイトビジョンモードにも対応します。
深度・マクロカメラも搭載します。
価格は税込み2万4800円。発売日は10月30日。
moto g PRO
グローバルではmoto g stylusとして投入されているモデルの国内版。ビジネス向け初号機のためg「9」の数字を冠さないものの、各種仕様はg9世代準拠。
スタイラスを抜くとランチャーが出てきて、すぐにメモをとることが可能。ペン先の太さや色は変更できます。筆圧検知には非対応。スクリーンショットを撮ってすぐにメモを書き込んで保存・共有できるのが便利。
スタイラスペン採用モデルといえばGalaxy Noteであり、長年やってきたソフトウェアも熟成していますが、高級化、価格も非常に高額化しています。moto g PROは低価格なので、スタイラスを欲しいユーザーを一定数すくい上げられるかもしれません。
SoCはSnapdragon 665、電池容量は4000mAh。2世代のOSアップグレードと2年間のセキュリティーアップデートを保証したAndroid One端末でもあります。
価格は税込み3万5800円。発売予定日は10月30日。カラーバリエーションは奥行きのある青色ミスティックインディゴの一色。
2機種ともに、楽天モバイルのネットワークも網羅はしているものの、楽天側の評価が終わっていないので、対応とは未表記。今後の機種では、対応表記できるようにしていきたいとのこと。
モトローラのポジショニング
1928年、米シカゴで設立されたモトローラ。アポロ計画の通信システムや世界初の携帯電話を作ったブランドで、92周年となりました。こうした実績に基づく世界基準の信頼を持つことがモトローラのポジションであるといいます。
近年、北米では昨年比21%成長、欧州では昨年比セールス+35%、南米市場では第2位の確固たるシェアを有します。
新しいモバイルエクスペリエンスを常に提供しており、海外では折り畳みスマホrazrも。
現代、スマホのニーズが多様化し、少数のモデルではカバーするのが困難。時代を先取るアーリーアダプター向けのプレミアムラインには、Razrのような他とは違うイノベーションのかたまりのような製品も、Motorolaのアイコニックな製品として出していきたいとのこと。