Huaweiは、独自開発OS「HarmonyOS(中国名:鴻蒙系統)」をスマートフォンなどに搭載するよう取り組んでいることで知られています。
このHarmonyOSのタブレット向けは「PadOS」となり、これを搭載したモデルが、2021年に次期旗艦「HUAWEI P50」と共に発表されると、中国リーカー勇气数码君氏が微博にて投稿しました。
AppleもiOSのタブレット向けは「iPad OS」としてブランディングしているので、それに倣う動きと言えそうです。
次期ハイエンドMatePadの開発初期の試作機では、ノッチやパンチホールのない極細ベゼルの12.9インチの有機ELディスプレイで、リフレッシュレートは120Hz。筐体は金属製で薄型。
順当に行けば在庫限りのHisilicon Kirin 9000チップセットを次期MatePadに用いる可能性があります。
Huaweiは米国からの制裁を受けており、Google Mobile Serviceを利用不能。チップセットの出荷まで制限されています。米政権が変わろうとも対中姿勢は大きく変わっておらず、Huaweiにとっては苦しい状況が続きそうです。
今回のリーカー勇气数码君氏は、以前からHarmonyOSに関するインサイダー情報を定期的に公開しているユーザー。的中かどうか確認待ちのリークが多く、現時点で信頼性が高いとまでは言えない点には注意が必要です。