Appleは折りたたみ技術について複数の特許を保有していることで知られており、「Appleは折り畳みiPhoneを研究開発している」というリーク・噂は定期的に話題となります。
新たにAppleが「折りたたみ式の拡張可能なディスプレイ技術を備えた電子機器」に関する特許を出願したと、Apple Insiderが伝えました。
この図では直角に曲げられた折り畳み式デバイスが示されています。複数の関節ジョイントを備えた新しいマルチリンクヒンジ構造に関するものです。
特許によれば、こうした技術はiPhoneやリストバンド、ノートPC、ウェアラブルグラスなど、様々なデバイスに応用可能とのこと。
この特許の発明者には”Sano Tatsuya(サノタツヤ)”なる人物が名を連ねています。
この人物は、かつて「Sony EricssonのVAIOフォン」の開発に携わった日本人エンジニアであると、匿名の情報源は弊誌に語りました。
確かに、本機に関するSony Mobileの出願した特許の筆頭発明者に、”Sano Tatsuya”氏が含まれていることが確認できます。
この人物は、15年前からSony Ericssonに入社したメカニカルエンジニアで、数年前にSony Mobileを退社後、現在はAppleでエンジニアとして従事。他にも、Appleのモバイル向けロール型OLEDディスプレイの特許に携わっていることも確認できます。
Sony Ericsson、Sony Mobileで活躍した人材が世界で活躍し、次世代の技術を開発しているというのはワクワクする話です。
ちなみに伝統的腕時計にスマートウォッチ機能を付加するwenaの開発にも、若手の元Sony Mobileエンジニアが関わっています。
Thx for 読者T!