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NTTドコモ、「Xperia 1III/10IIIを開発・発売」と告知

 NTTドコモは、4月15日深夜0時頃に急遽「『ドコモ スマートフォン Xperia 1 III SO-51B』『ドコモ スマートフォン Xperia 10 III SO-52B』の新商品2機種を開発・発売」とのプレスリリースを打ちました。2021年6月中旬以降に発売、予約開始については告知なし。詳細は決まり次第告知とのこと。

(ガラケー時代からの定型句だがドコモが『Xperia 1 IIIを開発』はシュール。10IIIオンライン限定色としてイエローがあるのはわかる。『詳細は、別途決まり次第お知らせいたします』)

 Sonyは4月14日16時半に「Xperia 1 III」「Xperia 10 III」を発表。あわせてKDDIとSoftBankが取り扱いを即時表明。翌朝にはauでの予約受付も開始されています。

 最近はメーカーが主役となり発表会を実施、その発表会にキャリア関係者が歓迎の声明を出したり、同時に取り扱いのリリースを打つのが恒例です。他キャリアは既に新製品発表会を大々的にしなくなってきつつあります。

 かなり大慌てで深夜の異例な時間にリリースを打たざるを得なかったという印象が強いところ。おそらく、ドコモは依然として昔から行われている「キャリアによる新機種発表会」を開催することを企図、Xperiaはその目玉として取っておく予定だったのかもしれません。通常、他社動向を踏まえているはずですが、調べきれていなかったのでしょうか。

 SoftBankは昨年、前モデルXperia 1 IIを取り扱っていませんでしたが、今回はXperia 1 IIIを取り扱いするに至っています。また、KDDIも円滑にプレスリリースを打ち、翌日朝から予約受付を開始することを発表しています。

 以前から海外ではそうであったように、現代の主役はキャリアではなくメーカーであり、メーカーが発表会をすれば競合他事業者がすぐに取り扱い表明や予約を開始します。携帯キャリアのあるべきコミットの仕方が改めて問われそうな一件です。

情報元NTT docomo
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