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iOS版「Rakuten Link」に仕様改悪。iOS標準アプリが優先、ユーザー要確認

 楽天モバイルは、自社開発コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」のiOS版についての仕様変更を発表しました。仕様変更は2021年6月15日(火)より順次。

 主に音声通話着信とSMS送受信に関するもの。Android版の仕様は従来どおり。

 これまで音声通話は、これまで固定電話やスマートフォンなどRakuten Linkを利用しない電話からの着信は、Rakuten Linkアプリで着信する仕組みでした。

 しかし今回の仕様変更により、iOS標準の電話アプリで着信するようになったとのこと。

 着信相手にかけ直す場合、Rakuten Linkを利用して国内無料通話の恩恵を受けることは引き続き可能。(0180、0570などから始まる他社接続サービスや、一部特番188への通話は従来どおり無料通話対象外)

 また、Rakuten Linkアプリ以外からのSMS送受信は、iOS標準のメッセージアプリで送受信することになります。

 Rakuten Linkアプリ利用者同士のメッセージ送受信は、今まで通り無料。

 これにあわせた注意点として、海外で電話を着信した場合、Rakuten Linkではなく標準電話アプリでの着信となるため、国地域別従量課金が発生します。これまで美点だった海外着信無料が無くなってしまうのは残念。

 SMS送受信無料だったのが、Rakuten Link以外のユーザーに対しては有料化されてしまうのも痛いところかもしれません。これまで通りRakuten Linkをフル活用したいユーザーは、Android端末を選択するというのも選択肢と言えそうです。

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