先日Appleが開催したWWDC 2021のYouTubeアーカイブのメタデータより、同社の次期SoCなどの名称と思しき「m1x」「m1x MacBook Pro」との記述が発見されました。
発見したのはTwitterユーザーMax Balzer氏。
OK OK OK
Everyone stay calm… but I just spotted these tags on Apple’s YouTube livestream of the June 7 keynote!!!
APPLE CONFIRMED THE M1X!!!@jon_prosser you were right after all!!!
This isn’t fake, you can get the @TubeBuddy extension for YT and it shows them! pic.twitter.com/C54sBydj7u
— Max Balzer (@maxbalzer_) June 9, 2021
実際にはWWDC 2021での発表はありませんでしたが、当初は予定されていたのでしょうか?いずれにせよ登場が近づきつつあることが読み取れ、これはサプライチェーン筋に精通した台湾メディアDigitimesによる2021年後半に登場するとのリークと合致しています。
また、少なくとも現時点ではM1からM2に直接移行するのではなく、iPadのように「X」付きのバージョンを挟むことが予定されている模様です。
この新しいSoCについては、M1チップの4つの高性能コア+4つの高効率コアの8コアCPUと8コアGPUという構成から、8つの高性能コア+2つの高効率コアの10コアCPUと16コアまたは32コアのGPUという構成になり、M1チップでは最大16GBだったメモリが最大64GBまで増加するとBloombergが伝えています。
今回の発見に関してThe Vergeは、Appleが検索にヒットする確率を上げるために注目を集めそうな言葉を追加したという、いわゆるSEO対策である可能性も指摘しています。
なお、次期MacBook Proについては、ミニLEDを搭載するとのリークやTouchBarが搭載されずMagSafeポートやSDカードスロット、HDMIポートが復活するとのリークもありました。