8月11日、台湾MediaTekが同社Dimensityシリーズの新しいSoC「Dimensity 920」と「Dimensity 810」を発表しました。どちらも6nmプロセスにより製造されており、5Gに対応するミドルクラス向けの性能となっています。
Dimensity 920はCortex-A78(2.5GHz)とA55(2.0GHz)オクタコアで構成されており、1億800万画素までのカメラ、Wi-Fi6とBluetooth 5.2やリフレッシュレート120HzのフルHD+ディスプレイに対応。
ゲームや操作に応じてリフレッシュレートを調整するSmart Adaptive Displayを搭載しています。先代モデルであるDimensity 900と比較してゲームパフォーマンスが9%向上しているとのこと。
Dimensity 810はCortex-A76(2.4GHz)、A55(2.0GHz)のオクタコア。カメラは最大6400万画素、モニターのリフレッシュレートは120HzですがSmart Adaptive Displayには非対応。Wi-Fi5とBluetooth 5.1までの対応となっており、すこしスペックは抑えられています。
Dimensity 920やDimensity 810を搭載したスマホは2021年第三四半期に発売される予定となっています。