Samsungが開発中とみられる次世代フラッグシップスマホ「Galaxy S22 Ultra」のレンダリング画像やリークが著名リーカーのOnLeaksことSteve H.McFlyによりリークされました。
OnLeaksがタッグを組んだDigit.inの記事によると、Galaxy S22 UltraはGalaxy Note 20 Ultraに近い外観となり、Sペンを格納するスペースが用意されるようです。スマホ本体の四隅もディスプレイは湾曲しているものの直線が目立ち、もはやNoteシリーズと化したような印象を受けます。
カメラ部分のデザインはP字型とやや独特な形状をしているものの、LetsGoDigitalが予想を元に作成した画像よりは現実的。
ここまでは通常のリークではあるものの、リーカーとして有名なIce Universe氏はOnLeaksが公開した今回のレンダリング画像についてTwitter上で次々と批判しています。
一つは、記事内で紹介された本体の大きさと画面サイズ。S21 Ultraの画面サイズは6.8インチ(3200×1440)、本体のサイズは165.1×75.6×8.9mmですが、OnLeaksとDigit.inがリークしたGalaxy S22 Ultraの寸法は163.2×77.9×8.9mm、画面サイズは変わらず6.8インチであり、いずれのモデルもエッジディスプレイが採用されているにもかかわらず側面のエッジが分厚くなっている、ということらしいです。
There are some data errors in the Onleaks rendering. Suppose these data is correct, then the rendering should be like this, which is obviously not correct. pic.twitter.com/LxBkkXHm70
— Ice universe (@UniverseIce) September 25, 2021
これだけでは単なる誤植である可能性もありますが、Ice Universeは他にも音量ボタンの位置が高すぎることも指摘しています。
— Ice universe (@UniverseIce) September 25, 2021
その上、配置されているペリスコープカメラとその周辺のデザインについても指摘。Galaxy S21 Ultraのカメラ周辺の基盤の画像を投稿しており、詳しいことは説明していないものの、今回のレンダリング画像のデザインではペリスコープカメラが入らないということを指摘していると思われます。
And I think the camera structure design in rendering is unreasonable.
Let’s take a look at the design of S21 Ultra. pic.twitter.com/yfV7s1KzsW— Ice universe (@UniverseIce) September 25, 2021
その後、Ice Universeは別の(ペリスコープカメラを収納可能な)デザインを入手したことがあるとしてGalaxy Note 10/10+に似たデザインの画像を投稿。カメラ部はOnLeaksがリークしたレンダリング画像からの切り取りとみられ、取り急ぎ制作したものだと伺えますが、このデザインであればなぜペリスコープカメラの問題が解消するのかよく分かりません。
I have heard another possible design, this is the case. pic.twitter.com/JO7SBtzfNN
— Ice universe (@UniverseIce) September 25, 2021
ただし、Ice Universe氏も「Galaxy NoteシリーズはSシリーズとなる」といった旨の情報を投稿しており、そういった観点では少なくともNoteシリーズのような外観は確かなものとなるのかもしれません。
例年通りであればまだまだ正式発表までの期間は長いため、情報が錯綜するのも仕方ないところではあります。続報を待ちましょう。