ryoppi913 MediaTekのフラッグシップSoC「Dimensity 2000」のAnTuTuベンチマークスコアがWeiboで活動するリーカーの数码闲聊站氏によりリークされました。同氏のリーク精度は比較的高く、なおかつMediaTekはDimensity 2000を年内に発表すると明言しており、較的信憑性は高いものとみられます。
同氏が投稿した内容によると、MT6983というコードネームのSoCが搭載されたvivo製のデバイスにて、AnTuTu(v9.2.1)のベンチマークスコアが100万点を超えたことが示されています。従来のSoCと比較すると、Snapdragon 888/Plusが80万点台、Dimensity 1200が70万点弱程度なので、性能は大きく飛躍しています。
なお、異なるOSであるため比較するのは野暮ですが、M1 iPad Proは110万点を記録しており、先頭集団と言えそうです。
Dimensity 1200から実に30万点程度増加と、一世代でここまでのスペックの更新があったのは、はたしてMediaTekの尽力なのか、それともArmv9の威力なのか。Dimensity 2000もSnapdragon 898も似た構成を採用しているとリークされているため、後者であればSnapdragon 898のスペックにもかなり期待が持てそうです。
Dimensity 2000は今年末までの発表、また来年上半期に最安5万円からのスマホにも搭載されるようです。一周回ってある意味不安になりますね。
対してSnapdragon 898は11月30日に発表が噂され、こちらも12月に発表が噂されるXiaomi 12シリーズなどに搭載される見通しのようです。スマホチップを製造する二大メーカーのフラッグシップSoCとあって比較されることは少なくありませんが、今回もスペックの優位性を確保できるのでしょうか。
