HUAWEI P50 Pocketの評価は?海外YouTuberがSamsung Galaxy Z Flip 3と比較。 すまほん!!

 Huawei製の縦折式折り畳みスマホで独自のデザインを持った「P50 Pocket」ですが、Michael Fisher氏がYouTubeチャンネルでレビューをしています。

 まずはその豪華な外見について言及。「ファッションマガジンにも掲載されたそのデザインは、Huaweiによると地球の影と地表の質感をイメージしてデザインされたそうです。デザイナー自身も磁場からインスピレーションを受けたと言っています。P50はGalaxy Z Flip 3より7グラムほど重いですが、手に取ってみるとその豪華さ故かもっと重量感を感じる。派手ですがけばけばしくない絶妙なラインをうまく攻めていますね」と評価。

 カラーは動画で紹介されているゴールドのほかに、ホワイトとブラックも選べます。

 ディスプレイは6.9型120Hz OLEDスクリーン。「Galaxy Z Flip 3」は展開時にディスプレイの真ん中に深い溝ができてしまいますが、P50はMotorolaと同様のティアドロップ式を採用しておりディスプレイ上の溝を最小限にキープ。溝が目立たずスクロールしても指障りが少なく、折り畳んだ時はZ Flip 3よりも隙間が目立たずピシッと畳めます

 途中まで折り畳んでスタンド化しての使用は想定されていないようで、一応固定はされるもののあまり安定感が無く角度によっては勝手に開いてしまします。 

左側P50 Pocket、右側Z Flip 3

 折り畳み状態では背面のサブ画面にアクセスできます。これはZ Flip 3やMotorola Razrのものに比べると圧倒的に小さいです。「通知や写真を見るには小さくとても便利とは言えませんが、元々機能性より見た目重視で開発された前提なのであくまで想定内。ウィジェットというよりは壁紙。」とのこと。カメラはサブ画面に並んで配置され、美しいシンメトリーデザインになっています。

 次にP50とZ Flip 3のカメラ比較。P50は等倍とズーム両方においてダイナミックレンジとシャープネスではZ Flip 3よりやや優秀。P50は4000万画素のため、1200万画素のZ Flip 3より顕著に詳細がクリアです。

 一方Samsung製にしては珍しく、色合いではZ Flip 3が健闘。ネオンサインの撮影ではこちらの方が優れた画質で撮影できています。P50はサチュレーション過剰傾向があるようで、色合いがやや不自然になることも。

画素数の差により解像感は歴然

    

 Fisher氏が個人的に気に入っていたのは蛍光モード。「役に立たないけど、ゴーストハンター気分でめっちゃ楽しい!」と冷静に評価はしつつも大変楽しんだ様子。

 コンセプト的には花や動物に対して使用しファンタジー的な幻想エフェクトを加えるモードの様ですが、実際に使用してみるとホコリばかりピックアップしてどちらかというと生物より物体の方がうまく撮れました。「セルフィには使用しないこと(笑)」とのことです。

 Huawei製のためGoogleサービスはもちろん使用不可能。

 ただMicrosoft Outlookは問題無く使用できるそうです。OutlookをダウンロードしGmailとカレンダーを同期、デフォルトのEMUIランチャーを同氏の好みであるNiagaraに切り替え設定すれば「ほぼ問題なく使用できた」そうです。

 バッテリーライフも素晴らしく、テザリング機能をヘビーに使用しても一日の終わりにまだ30%も残っていました

 ステレオスピーカーの音量は大きく、5G通信は非対応ですがデュアルSIMは利用可能。

 問題が無いわけではなく、Google非対応のせいもあってうまく動かないアプリがいろいろあり、Googleログインを必要とするサービスもうまく機能しないことが多いとのこと。バッテリーライフが良いこと自体は素晴らしのですが、代償としてHuawei特有のバックグラウンド処理を強制終了する機能が使われているため通知が届かないことが頻発するそうです。5G非対応よりもデュアルSIMでいいとFisher氏は個人的には考えていますが一般ユーザーにはどう映るでしょうか。

 総評として、「P50の価値は全て『もしも』によって決まる」と述べています。「もしも機体をアジアから輸入できるならば、もしも防水防塵機能無しでも問題ないのなら、もしもGoogleサービスが必要無いなら、1500ドルを払ってこのゴージャスなデバイスを使えます。しかしZ Flip 3が900ドル程度で買えることを考えるとあまりにも妥協すべき条件が多すぎる。本機の真価は、このような素晴らしい使用感と外見の折り畳みスマホを他社も開発するきっかけになるかもしれないことでしょうか」と意見を述べています。

 個人的にスマートフォンは無機質で機能性偏重の結果美しいとは言えないデザインが最近は多いと思うので、P50 Pocketの芸術的なデザインとコンセプト自体は大変目を引くものがありました。