株式会社JTOWERと株式会社NTTドコモは、既存通信鉄塔のインフラシェアリングに向けた基本契約に合意したと発表しました。
ドコモが保有する通信鉄塔、最大6002基を最大1062億円でJTOWERへ譲渡。そのうえで鉄塔をJTOWERからドコモが借り受ける取引契約とのこと。
JTOWERは通信事業者保有の通信鉄塔の買い取りと事業者誘致・シェアリング促進を重要な成長戦略としており、タワーシェアリング会社としての事業基盤を拡大できます。
ドコモはインフラシェアリング推進による経済的な5Gネットワーク構築に取り組んでおり、これでさらなる設備運用の効率化が可能になるとしています。
今後は、条件が整った通信鉄塔から順次譲渡を実行し、譲渡された通信鉄塔についてJTOWERが他携帯キャリアへの新規利用の誘致を強化するとのこと。
これで利用事業者の設備投資・運用コストの効率化を実現、5Gネットワークの早期整備を促進、さらに環境負荷も軽減できるとしています。