realmeは、非常に高いコスパを誇る「realme GT Neo」シリーズの最新スマホ、realme GT Neo3の発表を予告、Weiboにていくつかのスペックをティザー画像にてアピールしています。
いくつか抜粋してまとめると、まずrealme GT Neo3はDimensity 8100を搭載。同SoCを現時点で唯一搭載して発表されているRedmi K50は、公式が発表したAnTuTuベンチマークスコアで85万点を記録。Dimensity 9000の下位に位置するチップながらSnapdragon 888を超える性能を実現しています。
また、realme GT Neo3は独立したディスプレイチップを搭載しているとのこと。公式が投稿したティザー広告からは大した情報は得られませんが、GSMArenaが伝えた情報によると、realme GT Neo3に搭載されているディスプレイチップは、低いレートの映像から高いフレームレートの映像を出力する「フレーム補間」を担うようです。
紹介された動画では、非常に負荷の高いゲームの代表格である原神にてその効果を比較しています。
同様の機能はすでにiQOO 9に実装されていたようですが、こちらはSnapdragonチップを採用。MediaTek製端末としては初めてだそうです。
もう一点特筆すべき点として、世界最速の150W充電に対応していることもアピールされており、5分で50%まで充電することができるとのこと。
おそらくこれは母体のOPPOが先日発表した「150W SUPERVOOC with Battery Health Engine(BHE)」を採用したものとなっているはず。150W SUPERVOOC with BHEはその名の通りバッテリーの寿命にも考慮している技術で、バッテリー容量の80%を維持できる回数は既存の2倍の1600回。
バッテリー容量は公開されていませんが、5分で50%というのは同技術の発表時のものと同じ速さであるため、realme GT Neo3は4500mAhのバッテリーを搭載していると推測されます。
半期でのリリースで進化点がさほどなかったrealme GT Neo/Neo2とは異なり、realme GT Neo3はさらに高い性能、機能性が期待できますが、realme GT Neoで3万円台だった価格が上がってしまうのは避けられなさそうです。realme GT Neo3は現地時間で3月22日の14時に発表を予定しています。